...お鈴の兄の龜一郎が不斷の謹直にも似ず...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...絶壁直立すること...
大町桂月 「層雲峡より大雪山へ」
...しまいの方はリボンをたれたように垂直に地面へ落ちていた...
モーリス・ルヴェル 田中早苗訳 「或る精神異常者」
...それから宿へ帰っても上の姿が眼の前を去らないので、食うものも食わずに打ち伏したなり四五日のあいだも出仕しなかったものですから、近頃糟屋はどうしているかと云うお尋ねに、病気のことを申し上げると、それなら薬師(くすし)をつかわすから療治をするがよいと云う仰せがあって、間もなく宿へ薬師が参りましたので、起き直って、烏帽子(えぼし)直垂(ひたゝれ)をつけて対面しましたところが、ちょっと脈を取ってみて、どうもおかしい、別に病気があるようでもない、何か人を恨んでゞもおられるか、又は大事な訴訟でも持っておられはしないかと云うのです...
谷崎潤一郎 「三人法師」
...私が正直なことはだれにきいてもわかります...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...安直兄い――の渇望する江戸ッ子らしい...
中里介山 「大菩薩峠」
...思ひ直した樣子で此方へやつて來ました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...かくて主體は絶對的他者と先づ直接的交渉に入らねばならぬのである...
波多野精一 「時と永遠」
...正直に言え、うっかりの原因を」ヴィラが冷たく軽蔑して相手を見た...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...直ちに其帶を解て一儀に及ばんとしたが...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...好意と率直と喜悦と友愛とをまじえているからだ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...或いは直接にテダの私子...
柳田国男 「海上の道」
...なんだッて!」売卜(ばいぼく)先生あられもない権幕と居直りました...
吉川英治 「江戸三国志」
...直々のさる朝臣と...
吉川英治 「私本太平記」
...出直そうではないか」多くの男女も...
吉川英治 「私本太平記」
...師直、師泰の引渡しだった...
吉川英治 「私本太平記」
...誰をな?」勝家は訊き直した...
吉川英治 「新書太閤記」
...雷横をねぎらい直し...
吉川英治 「新・水滸伝」
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