...いつもはそんな目ざわりなんて思った事は無かった...
太宰治 「雀」
...ひどく目ざわりで危なかしくていけなかった...
太宰治 「雀」
...何かと目ざわりになるらしく...
太宰治 「服装に就いて」
...そうしてそこではびっこがなんの役にも立たないむしろ目ざわりなうるさい木靴(サボ)の騒音発声器になっているだけである...
寺田寅彦 「自由画稿」
...ここへ来れば自分の住まっている建築が目ざわりにならずに...
寺田寅彦 「丸善と三越」
...何かを探そうとするらしき振舞のみが甚だ目ざわりです...
中里介山 「大菩薩峠」
...これが目ざわりで...
中里介山 「大菩薩峠」
...さぞ人生が楽しいだろうと嘆かずにいられないような目ざわりなやつがいるものだが...
久生十蘭 「だいこん」
...あの夾竹桃の薄紅(うすあか)い花が目ざわりでいけない...
堀辰雄 「麦藁帽子」
...そんな風に気をくばっていた松岡の眼に高倉祐吉は目ざわりになった...
本庄陸男 「石狩川」
...まだ外人が我物顔に振舞っているのが目ざわりになることもあるが...
正宗白鳥 「軽井沢にて」
...正直にいうと、あんまり高い塀だったので、目ざわりで、あれがなければいいがと多少呪ってもいましたが...
水上滝太郎 「遺産」
...庭の草も目ざわりになるばかりできたないし...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...お目ざわりなれば...
吉川英治 「私本太平記」
...利家は目ざわりなと思って...
吉川英治 「新書太閤記」
...「こらッ、なんじらには、この御旗が目に入らんのか」「おそれ多くも、内殿司(ないでんす)の大臣宿元景さまがお座船(ざぶね)の水路(みずみち)をば」「さまたげなすと、ただはおかんぞ」「推参(すいさん)な下種(げす)どもめが、目ざわりだわ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...お目ざわりなッ」と叱りとばした...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...「上様のお目ざわりになるから...
吉川英治 「宮本武蔵」
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