...顏を隱す大きな椀にその進める酒を盛りました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...お腕(うで)に盛りあがっておりました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...酒盛りがはじまる...
高村光太郎 「山の秋」
...そら豆を山盛りにしたお皿を持ってぼんやり立っていました...
太宰治 「人間失格」
...長濱を出てから昨日は遠くに見た靈仙山が今日は長濱から彦根につゞく坂田郡の平野の彼方に天を衝いて盛り上つてゐるのが見える...
近松秋江 「湖光島影」
...夏の真盛りで、宿という宿は皆ふさがって、途方に暮れておられるのを見兼ねて、妻(さい)と相談の上自分らが借りていた八畳二室(ふたま)のその一つを御用立てることにした...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...私は紳士に盛り場の案内をたのまれた田舎漢のように呆然として了った...
戸坂潤 「友情に関係あるエッセイ」
...やがて渋い色の三つの器に莫大な量を盛りあげた饅頭が出てきた...
豊島与志雄 「秦の出発」
...砂鉄とアルミニュウムと混ぜて盛り上げ...
中谷宇吉郎 「千里眼その他」
...分別盛りといふ年輩ですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...主人の半兵衛は五十二三の働き盛りのくせに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...桃の花が盛りのころで...
牧野信一 「陽に酔つた風景」
...働き盛りの年で居ながら...
宮本百合子 「栄蔵の死」
...それは非常に美しくて今が男の美の盛りのような夕霧であった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...院のお若盛りがそうでおありになったであろうと想像されます」などと薫の帰ったあとで尚侍は言って...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...その盛り土が小さくまた臨時のものであることは...
柳田国男 「年中行事覚書」
...笊(ざる)に盛り上った茹卵(ゆでたまご)...
横光利一 「上海」
......
若山牧水 「小さな鶯」
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