...時々強く浪のように盛り上って来るのです...
梅崎春生 「幻化」
...* ** *盛りの花と人に惜しまれ...
高山樗牛 「瀧口入道」
...その護身(まもり)符は彼の父ジシッヤクが盛りの年に山から採った黄金を打って作りその上に矮神(こびとかみ)と交換して得たオパルをちりばめたものであった...
ロード・ダンセイニ Lord Dunsany 松村みね子訳 「人馬のにひ妻」
...発育盛りの子供が飢えている...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...日盛りの岩の上に...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...十八の娘盛りを、これはまた氣の毒な醜(みにく)さです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...丹後殿は三十五の若盛りで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...御飯を茶碗に盛りながら...
火野葦平 「花と龍」
...働き盛りの年で居ながら...
宮本百合子 「栄蔵の死」
...初孫のジャンがいたずら盛りとなってからは...
宮本百合子 「カール・マルクスとその夫人」
...良(やや)ありてお登和が西洋皿へ御馳走を盛りて出で来る...
村井弦斎 「食道楽」
...これははるかに広い月夜の海を前にして春秋の花紅葉(もみじ)の盛りに劣らないいろいろの木の若葉がそこここに盛り上がっていて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「光源氏がいわゆる盛りの大将でいられた時代に...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...三百文の切山椒は飯櫃の蓋(ふた)に盛り上げる程あつたさうである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...随ってさしも浅草公園の盛り場も夜に入ると火の消えたよう...
山本笑月 「明治世相百話」
...彼は直ぐ又眼を外らしたが急に自信が盛り上つて来た...
横光利一 「悲しめる顔」
...「こんな暑い日盛りに...
吉川英治 「新書太閤記」
...いまその青黄いろい花の盛りで...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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