...横(よこ)なでの痕(あと)のある皸(ひび)だらけの兩頬(りやうほほ)を氣持(きもち)の惡(わる)い程(ほど)赤(あか)く火照(ほて)らせた...
芥川龍之介 「蜜柑」
...不相變(あひかはらず)皸(ひび)だらけの頬(ほほ)を萌黄色(もえぎいろ)の毛絲(けいと)の襟卷(えりまき)に埋(うづ)めながら...
芥川龍之介 「蜜柑」
...横なでの痕(あと)のある皸(ひび)だらけの両頬(ほお)を気持の悪い程赤く火照(ほて)らせた...
芥川龍之介 「蜜柑」
...あの皸(ひび)だらけの頬は愈(いよいよ)赤くなって...
芥川龍之介 「蜜柑」
...横なでの痕のある皸(ひび)だらけの両頬を気持の悪い程赤く火照(ほて)らせた...
芥川龍之介 「蜜柑」
...あの皸(ひび)だらけの頬は愈(いよいよ)赤くなつて...
芥川龍之介 「蜜柑」
...不相変(あひかはらず)皸(ひび)だらけの頬を萌黄色の毛糸の襟巻に埋めながら...
芥川龍之介 「蜜柑」
...皸(あかぎれ)だらけの...
石川啄木 「菊池君」
...「政夫さんは皸の薬に『アックリ』とやらを採ってきて学校へお持ちになるの...
伊藤左千夫 「野菊の墓」
...学校で皸がきれたらおかしいでしょうね……」僕は真面目に...
伊藤左千夫 「野菊の墓」
...この間も湯に這入る時にお増が火を焚(た)きにきて非常に皸を痛がっているから...
伊藤左千夫 「野菊の墓」
...妻の手足は直ぐ皸(ひび)...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...時とするとジャン・ヴァルジャンはコゼットの皸(ひび)のきれたまっかな小さい手を取って...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...透きまもなく繁りあった雑木のなかに皸(ひび)だらけの獰猛な腕をひろげた栗の木の姿はあっぱれ武者ぶりではあるがかんじんの栗は一つもない...
中勘助 「島守」
...それに這入つてゐる皸(ひび)のやうな條...
北條民雄 「続癩院記録」
...家庭で婦人は自身の皸(あかぎれ)のきれた手によって知っている...
宮本百合子 「現実に立って」
...麦ついて夜麦ついてお手にマメが九つ九つのマメを見れば親の里が恋しや『万葉集』東歌の「稲つけば皸(かが)るわが手を今宵もか殿の若子(わくご)がとりて歎かむ」の歌のように...
柳田国男 「故郷七十年」
...これも同じく隠しようのないままに残されていた皸(ひび)だらけの足の踵(かかと)も...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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