「皮剥」の意味
けだものの皮をはぐこと。また、それを業とした人
小説での「皮剥」の使い方
...新しい環境に慣れるためには、一皮剥ける必要がある...
...彼が一皮剥けるまで、本当の姿は見えないだろう...
...この経験を通じて、私は一皮剥ける機会を得た...
...彼女は失敗によって一皮剥けることができた...
...一皮剥けることで、自分自身をもっと知ることができる...
...ニイチエの「超人」も一皮剥(は)いで見れば...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...旅行中に見た槲(かしは)の皮剥ぎ並びに澁取りの新事業や...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...マスクだったのか」一皮剥けて...
海野十三 「怪塔王」
...一皮剥けば烈しい憤りを籠めた皮肉な措辞を列ねて...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...皮剥の手伝いをした親類の男も無論変死に終ったと思われる...
田中貢太郎 「蛇怨」
...全身が一と皮剥(む)けてから全快するので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...今跳(と)び起きて二人の面皮剥(は)いでやろ! と...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...一皮一皮剥いでゆくところに味がある...
種田山頭火 「其中日記」
...*19皮剥場――前記臨終における二つの義務をはたさなかった者は墓地に葬られる資格なき者と考えられていた...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...爪皮剥れて捨てらるるは足駄の身の末...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...隅っこの・島民船員の食料が詰め込んであるらしい椰子バスケットと飲用の皮剥若椰子との間にころがされた...
中島敦 「環礁」
...生きながらの皮剥(かわはぎ)に処せられたであろう...
中島敦 「文字禍」
...杉の木の皮剥ぐ如く...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...一と皮剥(は)いでやろうじゃないか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ひごろ皮剥の、ももんじいのと馬鹿にされとおしていたうらみもてつだって、みなのやつらを前においていいたいほうだいなごたくをならべてやったのであります...
久生十蘭 「海豹島」
...一と皮剥(む)けばあれで相当なばくれんだよ」例の如きもので...
山本周五郎 「季節のない街」
...ひと皮剥(む)けば...
山本周五郎 「風流太平記」
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若山牧水 「みなかみ紀行」
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