...埋葬の終った時には空高くとがまの様な月が皓々と人々の嗚咽を照らしておりました...
内山完造 「魯迅さん」
...そこだけは月が皓々(こうこう)と照って楽しげに鳥の舞っている現象をお考えになれば...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...アレース懲す術に馴る』然か宣すれば皓腕のヘーレー之に從ひて...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...皓々と照り翔ける...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...お松はやゝ細つそりして上品な顏立、お村は脂の乘つた豐艶な身體、どちらも、明眸皓齒、白粉つ氣も何にもないのに五體から健康な魅力を發散するやうな美しさ、江戸中の見世物の人氣をさらつたと言ふのも無理はありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...聞(き)く者(もの)なくて天上(てんじやう)のお月(つき)さま宛(さ)も皓々(こう/\)と照(てら)し給(たま)ふを寒(さぶ)いといふ事(こと)知(し)らぬ身(み)なれば唯(たゞ)こゝちよく爽(さはや)かにて...
樋口一葉 「わかれ道」
...聞く者なくて天上のお月さまさも皓々(こうこう)と照し給(たま)ふを寒いと言ふ事知らぬ身なれば只(ただ)ここちよく爽(さわやか)にて...
樋口一葉 「わかれ道」
...ただひとり月のみは相も変らず皓々として...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...鶴田弥太郎(皓)...
穂積陳重 「法窓夜話」
...花顔柳腰明眸皓歯とかといふ美人に共通の資格の外に...
堀口九萬一 「東西ほくろ考」
...素晴らしい月が今は皓々と冴えている...
松濤明 「春の遠山入り」
...ことさらに孫皓に下請し...
南方熊楠 「十二支考」
...皓々(こうこう)たる音すら冬ほどの厳しさがなくなりました...
室生犀星 「玉章」
...昼のように皓々(こうこう)として眼中にあった...
室生犀星 「陶古の女人」
...抽斎の父允成は本皓の養子である...
森鴎外 「渋江抽斎」
...本皓が五十歳、登勢が四十七歳の時である...
森鴎外 「渋江抽斎」
...内廷における黄皓(こうこう)らの反戦的空気が...
吉川英治 「三国志」
...皓歯明眸(こうしめいぼう)である...
吉川英治 「新書太閤記」
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