「皐月」の意味
5月の別称
「皐月」の例文(場面別)
- 日常会話皐月になると、新緑が美しく感じられます。
- 文学彼の詩には、皐月の風が優しく描かれている。
- 伝統行事皐月の端午の節句には、鯉のぼりを飾ります。
小説での「皐月」の使い方
...「三冠馬」という言葉があり、競馬の三大レース(日本ダービー、菊花賞、皐月賞)で優勝することを達成した競走馬を指す...
...私は皐月さんの仰云(おっしゃ)るやうに親になる資格のないものが子供を生むと云ふことは...
伊藤野枝 「私信」
...皐月さんが仰云るやうに一と月のうちにでもどの位無数の卵細胞が無駄になつてゐるかしれないうちから...
伊藤野枝 「私信」
...皐月さんはお腹の中にあるうちは自分の体の一部だと思つてゐらつしやるらしいんですけれど私は自分の身内にあるうちにでも子供はちやんと自分の『いのち』を把持して...
伊藤野枝 「私信」
...勿論私はこれは皐月さんの思想か或は想像の上の創作であるかは知りませんけれども兎に角あの作に現はれた思想に対してはさうです...
伊藤野枝 「私信」
...此度はしなく生田花世氏と安田皐月氏の論文によつて私は始めて本当に考へさゝれたけれどもそれとても矢張両氏のお書きになつたものを土台としての自分の考へでまだちやんとした貞操観にはなつてゐない...
伊藤野枝 「貞操に就いての雑感」
...□安田皐月様は誠に止むを得ない理由で彼(あ)の店をお止になりました...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一五年一月号)」
...□皐月さんのお店も繁昌いたして居ます...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一四年一二月号)」
...それを見にいつては皐月さんに失礼ですが...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一四年一二月号)」
...時は皐月の半ば、古沼の藻も花をかざらうといふこの頃である...
薄田泣菫 「森の声」
...皐月(さつき)の風(かぜ)に育(そだ)てられて...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...十二橋ほんに潮来(いたこ)へおいでなら佐原来栖(いけす)にお茶屋がござらう姉さめしませうのう姉さ花のかむろが後朝(きぬぎぬ)の雨は涙で降るぞへのう一夜(ひとよ)かりねの手枕に旅の妻(おかた)と唄はれて明日は恥(はづか)し のう姉さ皐月(さつき)照れ照れ菖蒲(あやめ)も植ゑよお女郎(じよろ)見ましよか十六島は雨の降るのに花が咲く...
野口雨情 「別後」
...皐月あやめさくころ...
萩原朔太郎 「花あやめ」
...子等の衣皆新しく美くしき皐月一日花菖蒲咲く晶子さんは学者として論客として女性解放者として教育者として各方面に女らしくない大活動を転囘した人であつたが...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...ああ皐月仏蘭西の野は火の色す君も雛罌粟我も雛罌粟作者夫妻の巴里に遊んだのは欧洲大戦以前の爛熟時代で...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...私は前に一度これを皐月(サツキ)ギョリュウと名づけたことがあったが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...己(おのれ)の妹に仕立てたる武智の姫君皐月(さつき)を人質にとられしため力及ばず「武智の姫は汝(なんじ)の娘のつもりにて尼になす」と云ふ淀の方の言葉をきき「思ひおく事更になし」と...
三木竹二 「両座の「山門」評」
...中川の皐月(さつき)の水に人似たりかたればむせびよればわななく (晶子)光源氏(ひかるげんじ)...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...一樣に露けく潤(うる)んだ皐月(さつき)の空の朧ろの果てが...
若山牧水 「一家」
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