...銀のやうな白い鬚(ひげ)――それが皆人情の冷さに凍(い)てついて...
芥川龍之介 「枯野抄」
...さる人は皆人の心も...
泉鏡花 「凱旋祭」
...同時代のものは皆人もなげなる態度に腹を立ったものだそうだが...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...皆人造人間の手によって...
海野十三 「十八時の音楽浴」
...皆人沙汰シアヘリ...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...皆人の言ふところでは...
田山花袋 「道綱の母」
...(此他の土偶は皆人類學教室藏)エスキモは現(げん)に是等と同樣なる上着を用う...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...それが皆人間などと平等な生存の権利を主張するようになったらどうだろう...
寺田寅彦 「蜂が団子をこしらえる話」
...それ故皆人横井の識鑑の高きを称し候よしに御座候...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...こうしたものは皆人心の改革に帰着するかのようだ...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...画界と云うも皆人々具足(にんにんぐそく)の道である...
夏目漱石 「草枕」
...皆人事に關せざる者を指し...
西周 「尚白箚記」
...幼友達(おさなともだち)の皆人(ひと)に嫁(か)して...
福田英子 「妾の半生涯」
...皆人が知る通り、誰かが『徒然草』の好い注解本を塙(はなわ)検校(けんぎょう)方へ持ち行きこの文は何に拠る、この句は何より出(い)づと、事細かに調べある様子を聞かすと、検校『徒然草』の作者自身はそれほど博く識って書いたでなかろうと笑った由...
南方熊楠 「十二支考」
...皆人の知るごとくこの神が始めて著われたのは...
南方熊楠 「十二支考」
...且つその心を高潮させて行くものである事は皆人の直感するところであろう...
夢野久作 「能とは何か」
...之れ十七人の分にして皆人夫をして負(お)はしむ...
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」
...大神女郎)皆人を寝よとの鐘はうつなれど君をし念(も)へば寝ねがてに((ぬ))かも (巻四...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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