...彼は白痴だから、仕事はできない...
...家の前にいた白痴のような猫を追い払った...
...白痴的な行動をする人が周りにいて困る...
...学校で白痴とからかわれたことがあった...
...白痴的な質問に対して、辛抱強く答えた...
...阿濃が天性白痴に近いところから...
芥川龍之介 「偸盗」
...それではあの白痴の子も思ったほど大きくなっているわけではあるまい...
有島武郎 「或る女」
...それにまた隣家の白痴兒の戲する不思議な鋭い叫聲までが手傳つて...
石川啄木 「病室より」
...白痴(はくち)のことを言うんだよ」と言えば...
田中英光 「オリンポスの果実」
...前以て聞いてゐた白痴だと察することができた...
田畑修一郎 「南方」
...武男が母とて白痴にもあらざれば...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...そりや夢中なんで」「そんなのが四人も五人も大川端に集まるんだから江戸は廣いなア」「先づ第一番に白痴(ばか)の猪之助――この男は取つて二十九の良い若い者だが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...白痴はこつそり又新しいのを造つて行く...
北條民雄 「白痴」
...十号はこの病院の特殊病棟で、白痴と、瘋癲病者の病棟である...
北條民雄 「間木老人」
...――白痴になっていた...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「落穴と振子」
...白痴のやうに口をあいて海の上をぼんやり眺めてゐた...
牧野信一 「夏ちかきころ」
...白痴(ばか)でも狂人でもないんじゃから...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...犯人が白痴であるか何うかを...
松永延造 「職工と微笑」
...自分の妹を死ぬ様になどと云うのはいかにも惨酷な様に聞えるけれ共たった一人の妹を愛する心は白痴の恥かしい姿を生きた屍にさらして悲しい目を見せるよりはとその死を願うのであった...
宮本百合子 「悲しめる心」
...意欲に燃えなかったらむしろ白痴であろう...
柳田国男 「海上の道」
...ひとびとの意見にさからうようだが、彼は幾人もの専門医の診察によって、白痴でもなく、精神薄弱児でもないことが、繰り返し証明された...
山本周五郎 「季節のない街」
...人の云うほど天作は白痴ではなさそうだが...
横光利一 「夜の靴」
...白痴(はくち)のように口をあいて恍惚(こうこつ)としていた...
吉川英治 「黒田如水」
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