...敢て此処から牛の様な白狐が飛び出したといふ訳ではなかつた...
石川啄木 「葬列」
...夜な/\正一位樣の御使なる白狐が來て寢る處とかいふ事で...
石川啄木 「葬列」
...常に此新山堂下の白狐龕(びやくこがん)を無賃の宿として居るといふ事も亦...
石川啄木 「葬列」
...白狐龕の前まで來た...
石川啄木 「葬列」
...信州にては白狐または管狐(くだぎつね)と名づけておく...
井上円了 「おばけの正体」
...色とりどりな秋の小径(こみち)を森の古巣(ふるす)へ走って行く一匹(ぴき)の白狐(びゃっこ)の後影を認め...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...「それゆえこのたびのなんもまったく白狐さまのお蔭(かげ)とぞんじ参らせ候是(これ)からは其御内(そのおんうち)の武運長久あしきやまいなきようのきとう毎日毎日致し参らせ候随分(ずいぶん)随分と信心なされるべく………」とか...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...そしてその稲荷のお使いである「命婦之進」と云う白狐も...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...」ヘー有難うこれから当世白狐伝を御覧に入れる所なり...
寺田寅彦 「半日ある記」
...I子もそろ/\白狐衿捲を想ひ出す季節であつた...
徳田秋聲 「彷徨へる」
...五百歳にして白狐(びゃっこ)となるという...
豊島与志雄 「文学以前」
...実際今でも白狐だったと思っている...
豊島与志雄 「道連」
...心斎橋で白狐の襟巻も...
直木三十五 「大阪を歩く」
...親の白狐は皮を剥がれながら わが子かはいや わが子かはいや といつて鳴いたといふ...
中勘助 「銀の匙」
...妖気を吐き尽した白狐の如く端然と坐った夏姫の姿を横あいから眺めた時...
中島敦 「妖氛録」
...ほんの顏を知つてる丈けだよ」「上野のお山中(やまぢう)を夢中にさしたといふ名題の白狐ですよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お白狐神社前から諏訪の競馬場うらを流れる支流がやまべの居る水筋である...
正木不如丘 「釣十二ヶ月」
...女賊白狐のおしまが...
山中貞雄 「武蔵旅日記」
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