...その帰りに人通りの少ない屋敷続きの登り坂へかかると...
芥川龍之介 「春の夜」
...差別は、唯前者は眞正に征服することによつて、中腹に攀ぢ登り、後者は運び上げられることによつて山上に晒されてゐるところにあるのみである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...跫音(あしおと)が階段を登り網扉(あみとびら)を叩く前に...
梅崎春生 「日の果て」
...わが 逃げ登りし...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...乃ち三諸山に登りて...
高木敏雄 「比較神話学」
...700三たび壁上突角にパートロクロス攀ぢ登り...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...負ぶったまま庭の柘榴(ざくろ)の木に登り...
徳田秋声 「縮図」
...わたしはほとんど前後を忘れて飛び下りると、階段を駆け登り、手と足とで扉をどんどん鳴らし始めた...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...湯本から急な登りになる石敷の道は険しかったし...
直木三十五 「南国太平記」
...ここが八幡様」こう言って二人は石段を登ります...
中里介山 「大菩薩峠」
...近いうちおたがいに結束して山登りをしようということの相談でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...お猿 木登り上手に 出来る子猿 木登り上手に 出来る猿の 猿真似子猿の 小真似...
野口雨情 「未刊童謡」
...山を望み見ずして山に登りて山を見るが如く...
福沢諭吉 「学者安心論」
...手(て)ん手(で)に木に登り初めたが...
夢野久作 「猿小僧」
...一家相携えて高処に登り菊花酒を酌み...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...赤石の登りは予想外に長い...
松濤明 「春の遠山入り」
...四五年を経て或人に従ひ江戸に登りしに...
柳田国男 「山の人生」
...うねうねと登り下りする細道を辿(たど)って...
吉川英治 「新書太閤記」
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