...韈癬(べつせん)するが多し...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...疥癬(かいせん)やその他の皮膚病はある方法で拡がる...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...結局ちぢくれて疥癬(かいせん)かきになる――をあずかっている雌鶏のような...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...きたない小工場が疥癬(かいせん)みたいに蔓延(まんえん)した...
高見順 「いやな感じ」
...或いは疥癬(かいせん)の虫など...
太宰治 「皮膚と心」
...嗄(しゃが)れ声のきたない粗野な賤(いや)しい疥癬病(かいせんや)みの生徒らの中に交って...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そのうち皮癬が一家に伝播して...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...疥癬愈甚しければ午前近巷の醫師を尋ねて治を請ふに...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...私は人がよく後指(うしろゆび)さして厭(いや)がる醜い傴僂や疥癬掻(ひつッかき)や...
永井荷風 「夏の町」
...黒い腕を皮癬病(ひぜんや)みのようにぼりぼり掻(か)く...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...鼻たらしや、疥癬(しつ)頭、指をくわえてぼんやり見あげていたのを、せんぶりの千太が顎の下へ手をかけて、まじまじと覗きこむ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...彼はまず頭を一瞥して「白癬(はくせん)」と言った...
本庄陸男 「白い壁」
...天帝釈化して猴となり身に疥癬を病めり...
南方熊楠 「十二支考」
...わたしは疥癬(かいせん)にかかった覚えが全くない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼の猛烈な活力が昨夜の頑癬に復讐(ふくしゅう)しているかのようであった...
横光利一 「ナポレオンと田虫」
...彼の醜い腹の頑癬を見られることとなって来た...
横光利一 「ナポレオンと田虫」
...ナポレオンの爪はまた練磨された機械のように腹の頑癬を掻き始めた...
横光利一 「ナポレオンと田虫」
...その刺繍のような毒毒しい頑癬からも圧迫された...
横光利一 「ナポレオンと田虫」
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