「瘡」の意味
皮膚の病気
小説での「瘡」の使い方
...不思議な瘡(かさ)が現われて...
芥川龍之介 「邪宗門」
...アバタがきたといえば疱瘡を患った人がきたという意味である...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...その期日をだしておかなくちゃあ――未来の労働者と兵隊がみんな疱瘡に罹(かか)って死んでしまったら...
林不忘 「安重根」
...また因果の「人面瘡(にんめんそう)」のごとく至るところにつきまとって私を脅かすのであった...
寺田寅彦 「試験管」
...痘瘡面(あばたづら)のたまらない銀行家が昨日その娘に思いをかけたんだ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それが膿瘡(のうそう)となり...
中里介山 「大菩薩峠」
...本疱瘡(ほんほうそう)を誘い出したのだとかいう話であった...
夏目漱石 「道草」
...これでも実は種え疱瘡をしたのである...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...つまらない瘡藥(きずぐすり)か何かを塗つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...斜めに開いた瘡口(きずぐち)は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...地面には春が疱瘡のやうにむつくりと吹き出して居る...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...瘡蓋(かさぶた)だらけの醜い背中が露出された...
原民喜 「壊滅の序曲」
...その深手を負ったその時の瘡痍(そうい)がまだ今日まで残っているものがある...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...二年前疱瘡に罹(かゝ)り...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...翌年又五歳になる平内が流行の疱瘡で死んだ...
森鴎外 「ぢいさんばあさん」
...それだから殊に疱瘡神をおそれ敬うていたのでありますが...
柳田國男 「日本の伝説」
...周瑜の瘡(きず)が完全に癒ってから出直そうという意見を出したが...
吉川英治 「三国志」
...矢瘡(やきず)、槍瘡(やりきず)、すでに手がきかない...
吉川英治 「新書太閤記」
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