「痾」の意味
病気
小説での「痾」の使い方
...数年前から宿痾(しゅくあ)のために全く文壇を隠退してしまった...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...突然急痾(きゅうあ)に犯されて殆(ほと)んど七十余日間病牀(びょうしょう)の人となった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...正造は旧臘以来宿痾の脳病が思わしくなく...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...正造は議会中の無理のために宿痾をこじらせた態で...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...加うるに宿痾(しゅくあ)に侵され...
関寛 「関牧塲創業記事」
...むしろ私としては病痾礼讃...
種田山頭火 「一草庵日記」
...三月廿八日曇后晴、病痾やゝ怠る、宿は同前、滞在...
種田山頭火 「行乞記」
...○病痾は、私にとつては一つの天恵だ、これは悲しい事実であるが、合掌して味到さるべきものだ...
種田山頭火 「其中日記」
...二枚書けば忽(たちまち)筆渋りて癇癪(かんしゃく)ばかり起り申候間まづ/\当分は養痾(ようあ)に事寄せ何も書かぬ覚悟にて唯折節(おりふし)若き頃読耽(よみふけ)りたる書冊(しょさつ)埒(らち)もなく読返して僅(わずか)に無聊(ぶりょう)を慰めをり候次第に御座候...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...養痾(ようあ)のためにかえって用事が多くなるわけなので風邪(かぜ)引かぬ用心に寒気を恐るる事は宛(さなが)ら温室の植物同然の始末である...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...余宿痾あり汽車の動揺病によからざるを以て辞して行かず...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...除却旧痾身健強...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...当時養痾中の外游などは甚しく忌まなかつたものであらうか...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「連歳沈痾子...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「君恩未報抱痾...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「半歳寥寥久抱痾...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「中歳抽簪為病痾...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...晩年ずっと病床から起てない宿痾(しゅくあ)を作りつつあったのだが...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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