...突然急痾(きゅうあ)に犯されて殆(ほと)んど七十余日間病牀(びょうしょう)の人となった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...陸奥は前年五月に職を辞して専ら宿痾(しゅくあ)の肺患を療養していたが...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...彼自身が宿痾(しゅくあ)と思いこんでいる脳病も...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...正造は旧臘以来宿痾の脳病が思わしくなく...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...欲ス下詣二賽シテ成田山威怒王祠ニ一以療セント中錐毛之痾ヲ上矣...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...養痾(ようあ)のためにかえって用事が多くなるわけなので風邪(かぜ)引かぬ用心に寒気を恐るる事は宛(さなが)ら温室の植物同然の始末である...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...氷塊一片昨秋予の西遊を思ひ立つや、岡本倶伎羅氏を神戸の寓居に叩かんと約す、予が未發程せざるに先だち、氏は養痾の爲め、播磨の家島に移りぬ、予又旅中家島を訪ふを果さずして歸る、近頃島中の生活養痾にかなへるを報じ、且つ短歌數首を寄せらる、心爲に動き即愚詠八首を以て之に答ふ(其六首を録す)津の國のはたてもよぎて往きし時播磨の海に君を追ひがてき淡路のや松尾が崎もふみ見ねば飾磨の海の家島も見ず飾磨の海よろふ群島つゝみある人にはよけむ君が家島冬の田に落穗を求め鴛鴦の來て遊ぶちふ家島なづかし家島はあやにこほしもわが郷は梢の鵙も人の獲るさとことしゆきて二たびゆかむ播磨路や家島見むはいつの日にあらむ女あり幼にして母を失ひ外戚の老婦の家に生長せり、生れて十七、丹脣常に微笑を湛へて嘗て憂を知らざるに似たり、之を見るに一種の感なき能はず乃ち爲に短編一首を賦す母があらば、裁て着すべき、鬼怒川の待宵草、庭ならば垣がもと、雜草(あらくさ)も交へずあらんを、淺川や礫がなかに、葉も花も見るに淋しゑ、眞少女よ笑みかたまけて、虚心たぬしくあらめと、母なしに汝が淋しゑ、見る心から...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...旧痾(きゅうあ)たちまち再発して上士と下士とその方向を異(こと)にするのみならず...
福沢諭吉 「旧藩情」
...殊に一友の如きは痾を紀州の某温泉に養つてゐたにも拘らず能大阪に来て僕を待合せ...
二葉亭四迷 「旅日記」
...このひとは宿痾の結核のために拷問で殺されなくても命のないことは明白であると外部でも噂されている状態だった...
宮本百合子 「解説(『風知草』)」
...当時養痾中の外游などは甚しく忌まなかつたものであらうか...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...抱痾倦日長...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...放使烟霞養老痾...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...家翁報抱痾...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...困窮と病痾(びょうあ)と羇旅(きりょ)との三つの苦艱(くげん)を嘗(な)め尽して...
森鴎外 「護持院原の敵討」
...(遂に彼の宿痾(しゅくあ)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...一方は宿痾(しゅくあ)の重い病軍師であり...
吉川英治 「新書太閤記」
...どこといえる宿痾(しゅくあ)ならまだしも...
吉川英治 「新書太閤記」
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