...同棲時代からの宿痾(しゅくあ)が俄(にわか)に重(かさな)って...
内田魯庵 「最後の大杉」
...イングランドの財源を枯渇せしめている目下の宿痾は...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...宿痾(しゅくあ)の療養のため...
橘外男 「棚田裁判長の怪死」
...三月廿八日曇后晴、病痾やゝ怠る、宿は同前、滞在...
種田山頭火 「行乞記」
...病痾の賚賜である...
種田山頭火 「其中日記」
...二枚書けば忽(たちまち)筆渋りて癇癪(かんしゃく)ばかり起り申候間まづ/\当分は養痾(ようあ)に事寄せ何も書かぬ覚悟にて唯折節(おりふし)若き頃読耽(よみふけ)りたる書冊(しょさつ)埒(らち)もなく読返して僅(わずか)に無聊(ぶりょう)を慰めをり候次第に御座候...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...養痾(ようあ)のためにかえって用事が多くなるわけなので風邪(かぜ)引かぬ用心に寒気を恐るる事は宛(さなが)ら温室の植物同然の始末である...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...余宿痾あり汽車の動揺病によからざるを以て辞して行かず...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...その冬獨逸で發した宿痾を暫く療養して居つたリルケは...
堀辰雄 「一插話」
...宿痾(しゅくあ)の痔疾には無花果の葉が...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...「養痾邸舎未尋芳...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...抱痾倦日長...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「君恩未報抱痾...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...又「臥痾恨欠拝新正...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...家翁報抱痾...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...宿痾(しゅくあ)の再発に悩んで近頃引き籠り中と...
吉川英治 「三国志」
...一方は宿痾(しゅくあ)の重い病軍師であり...
吉川英治 「新書太閤記」
...信長すら手を焼いた宿痾(しゅくあ)の癌(がん)だった...
吉川英治 「新書太閤記」
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