「痘瘡」の意味
天然痘の別称
「痘瘡」の例文(場面別)
- 医学・歴史江戸時代には「痘瘡」が大流行し、多くの死者が出た。
- 古典文学『痘瘡心得』という江戸後期の医学書に治療法が記されている。
- 公衆衛生WHOの痘瘡根絶プログラムは20世紀最大の医療成果と言われる。
小説での「痘瘡」の使い方
...痘瘡にかかると、顔に赤いポツポツができる...
...夏場になると、痘瘡が増える傾向にある...
...痘瘡にかかると、かゆみや痛みがある...
...子供が痘瘡にかかると、しばらく学校を休ませる必要がある...
...現代では、痘瘡は予防接種によってほぼ完全に撲滅された病気である...
...うす痘瘡(いも)で...
芥川龍之介 「偸盗」
...念入の黒痘瘡(くろあばた)だ...
泉鏡花 「歌行燈」
...二十二「痘瘡(あばた)の中に白眼(しろまなこ)を剥(む)いて...
泉鏡花 「歌行燈」
...今度は力任せにぶっ叩いて黒門の上に幾つも痘瘡(あばた)が出来た時...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...殿様のお顔は痘瘡(はうさう)の痕(あと)が見苦しく目立つていらつしやる上にお眼の内が鋭いので...
薄田泣菫 「茶話」
...その前に先づ痘瘡(はうさう)にかゝらなくつちや……...
薄田泣菫 「茶話」
...痘瘡(とうそう)のある太い赭(あか)ら顔に...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...あの粗羅紗の外套と痘瘡(あばた)だらけの顔を入口へにゆつと現はす前に昇降口でやる咳払ひ一つで...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...痘瘡は百人の内九十九人までは是非とも一度病むべき大病なれども...
福澤諭吉 「養生の心得」
...熊野で聞いたは狼もっとも痘瘡の臭を好み...
南方熊楠 「十二支考」
...猴は安産する上痘瘡(とうそう)軽き故...
南方熊楠 「十二支考」
...どうしたものか薄痘瘡の座頭丈は...
水上瀧太郎 「山を想ふ」
...榛軒は痘瘡(とうさう)を以て先天の「胎毒」が天行の「時気」に感触して発するものとなした...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...榛軒痘瘡の説は、池田錦橋の「天行之※気、与蘊蔵之遺毒、相触激而発」と云ふに近似してゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...二月十八日に棠軒の女乃夫(のぶ)が福山にあつて痘瘡に死した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...路は痘瘡(とうそう)のために貌(かたち)を傷(やぶ)られていたのを...
森鴎外 「渋江抽斎」
...痘瘡(ほうそ)を病んだか」「はい...
吉川英治 「私本太平記」
...それに痘瘡(ほうそう)の痕(あと)がいっぱいござりましてな...
吉川英治 「宮本武蔵」
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