...痛痒(つうよう)を感じなかった...
海野十三 「奇賊は支払う」
...其代り痒(かゆ)い処へ手の届かずという事なく...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...彼らはそれぞれ持前の騒々しさ、うるささ、痒さ、疼(いた)さ、不気味さをもつて、間(ま)がな隙(すき)がな私たちに襲ひかかり、私たちをして奔命に疲れしむるのみか、何よりも大切な心の落つきを失はせ、絶えず気持をいらいらさせる...
薄田泣菫 「独楽園」
...あの人は、半袖のワイシャツに、短いパンツはいて、もう今日の仕事も、一とおりすんだ様子で、仕事机のまえにぼんやり坐って煙草を吸っていましたが、立って来て、私にあちこち向かせて、眉をひそめ、つくづく見て、ところどころ指で押してみて、「痒くないか...
太宰治 「皮膚と心」
......
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...矢張(やっぱり)房吉を歯痒(はがゆ)く思った...
徳田秋声 「あらくれ」
...痒い処に手の届くと申しまするが...
徳富蘇峰 「弟を葬る」
...その暖なことは帽子を冠つた頭が忽ちむづ/\痒(かゆ)くなつて來るほどでした...
永井荷風 「畦道」
...悪血(あくち)がむず痒(がゆ)いほどに湧き上って来る...
中里介山 「大菩薩峠」
...それが何となく齒痒いやうなもどかしいやうな感じがした...
長塚節 「開業醫」
...ただ吩咐(いひつけ)ばかり聞(き)いて居(ゐ)るので自分(じぶん)の機轉(きてん)といふものが一向(かう)なかつたりするので酷(ひど)く齒痒(はがゆ)く思(おも)つて居(ゐ)た...
長塚節 「土」
...要するに元日及び新年の実質とは痛痒相冒(つうようあいおか)す所なき閑事業である...
「元日」
...股のあたりに吹出ものして痒かったのが...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...そして彼女はたえず彼の眼が遠くから自分の脊中に向けられているのをすこしむず痒(がゆ)く感じていた...
堀辰雄 「ルウベンスの偽画」
...ごしんぞの云うとおりだよ」「そんないやみは痛くも痒(かゆ)くもねえ」と云って房二郎はひょいと眼をあげた...
山本周五郎 「へちまの木」
...胃のあたりがむず痒(かゆ)くなってくる...
山本周五郎 「山彦乙女」
...何の痛痒も感じない人物がいるものだ...
横光利一 「夜の靴」
...鏡子は自身でも歯痒(がゆ)く思ふやうなぐずぐずした挨拶をして居たが...
與謝野晶子 「帰つてから」
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