...同時に又病的な愉快を...
芥川龍之介 「大導寺信輔の半生」
...五郎の内部の病的な情念を刺戟(しげき)した...
梅崎春生 「幻化」
...病的なきまじめな私の友だちなのですから...
江戸川乱歩 「鏡地獄」
...これは病的な物質排出の準備(crisis:峠)であり臨界日(critical days)として知られる一定の時に起きる...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...また一見いかに病的な情緒に満ちたものであっても...
寺田寅彦 「科学と文学」
...又は病的な中枢(ちうすう)神経から来る軽い眩暈のやうな種類のものに過ぎないのだらうと思はれたが...
徳田秋聲 「余震の一夜」
...五 長老おそらく、読者の中にこの青年を、病的な、われを忘れてしまうほど感じやすい、生まれつき発育のよくない、貧弱な痩(や)せ衰えた人間で、青白い顔の空想家だろうと、考えられるかたがあるかもしれぬ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...子供を長老の方へ差し出す病的な女房などと変わりはなかった...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...ほとんど病的なほど慎み深かった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼は愛情のこもった憐憫(れんびん)の眼で観察した、前もってその日の仕事に疲れてるような様子で、足を早めてる労働者らを――艶(つや)のない顔色をしきびしい表情を見せ変な微笑を浮かべてる、青年男女の顔つきを――移り気な欲望や懸念(けねん)や皮肉などの波の過ぎるのがよく見て取られる、変化の多い透き通った顔を――機敏な、あまりに機敏な、多少病的な、大都市のその民衆を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...また発疹(はっしん)や病的な赤い斑点(はんてん)なども見えていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...灰土色に変るべき肌は、澄んだ蒼白色になって、病的な、智力を示しているようであったし、眉と眉との間に刻んだ深い立皺は、思慮と、判断と――頬骨は、決心と、果断とを――その乱れた髪は、諸天への祈願に、幾度か、逆立ったもののように薄気味悪くさえ、感じられるものだった...
直木三十五 「南国太平記」
...例えば徳川時代の武士の病的な精神生活などから醸し出されたものではなかろうかという点になると...
中谷宇吉郎 「民族的記憶の名残」
...其の為私の神経組織は病的な程...
西尾正 「陳情書」
...少し病的な感じではあるにしても...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その病的な纖弱(ひよわ)さが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一つ一つ病的な好奇心をもつて描きはじめてゐた...
堀辰雄 「恢復期」
...それは重心が末梢(まっしょう)神経へ移ったような病的な生活の反映であるといってよい...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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