...旅に病めることは珍らしからず...
芥川龍之介 「病牀雑記」
...そは皆病める人の詞なり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...病める両親をはじめ家族たちをすぐ防毒室の中に入れ...
海野十三 「空襲警報」
...△病める七面鳥!不精髯を剃つた...
種田山頭火 「其中日記」
...――梅干の味が病める身心にうれしいのである...
種田山頭火 「其中日記」
...話聞く聞く病める姪(めい)の顔...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...雪白(せっぱく)の肩掛(ショール)をまとえる病めるある人の面影(おもかげ)なりき...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...しこうして心は再び病める人の上に返りて*「川島君」肩をたたかれて...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...それとともに彼の病める魂からは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼はまず貧しき者や病める者や悩める者のために費やした...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...病めるものの如き痩身(そうしん)の姿でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...素足して踏まんと云ひぬ病める人白き落花の夕暮の庭早く盛りを過ぎた桜が夕暮の庭を白く見せる程吹雪のやうに散つて居る...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...「齒車」の中の彼が彼の病める弟とのかかる對話を聞け...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...その病める間も大抵学業を廃せず往々公事をも執行してゐた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...病める蘭軒を慰むるものは...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...父の病めるが故である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...この時勝久は病める師匠の心を安(やす)んずるには...
森鴎外 「渋江抽斎」
...病める眼を見ればその眼もまた病む...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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