例文・使い方一覧でみる「疳」の意味


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...多少癖(かんぺき)のあるらしい顔には決心の影さえ仄(ほの)めいている...   多少疳癖のあるらしい顔には決心の影さえ仄めいているの読み方
芥川龍之介 「三右衛門の罪」

...葉子の言葉は痛ましく走(かんばし)っていた...   葉子の言葉は痛ましく疳走っていたの読み方
有島武郎 「或る女」

...例の高い一本調子で...   例の疳高い一本調子での読み方
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」

...癪玉(かんしやくだま)11・30(夕)故人井上馨(かをる)侯が素晴しい癇癪持だつた事は名高い事実だ...   疳癪玉11・30故人井上馨侯が素晴しい癇癪持だつた事は名高い事実だの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...……形勢急転、癪破裂、即時出立、――といつたやうな語句しか使へない...   ……形勢急転、疳癪破裂、即時出立、――といつたやうな語句しか使へないの読み方
種田山頭火 「行乞記」

...癪(かんしゃく)まぎれに頭顱(あたま)を振たくったとみえて...   疳癪まぎれに頭顱を振たくったとみえての読み方
徳田秋声 「あらくれ」

...小野田は癪(かんしゃく)が募って来るとき...   小野田は疳癪が募って来るときの読み方
徳田秋声 「あらくれ」

...性(かんしやう)に洗つても洗つても...   疳性に洗つても洗つてもの読み方
徳田秋声 「のらもの」

...がその癪のために...   がその疳癪のためにの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...あまりのじれったさに癪(かんしゃく)を起こすのだ...   あまりのじれったさに疳癪を起こすのだの読み方
中島敦 「悟浄歎異」

...「昼間もそんなに忙しいんですか」「昼間って……」「ホホホホまだ分らないんですか」と今度はまた庭まで響くほどに高(かんだか)く笑う...   「昼間もそんなに忙しいんですか」「昼間って……」「ホホホホまだ分らないんですか」と今度はまた庭まで響くほどに疳高く笑うの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...私の違(かんちがい)かも知れないと考えたのです...   私の疳違かも知れないと考えたのですの読み方
夏目漱石 「こころ」

...(かん)の強いお子さんで...   疳の強いお子さんでの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...人臭い……」と性(かんしやう)に云つた...   人臭い……」と疳性に云つたの読み方
林芙美子 「浮雲」

...の強い動物で頭の近くへも寄せつけない...   疳の強い動物で頭の近くへも寄せつけないの読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...あの子供の云ひ草がに触るのは無理もないが――それにしても私は寧ろ亭主の神経的にあられもない姿が不可解であつたが...   あの子供の云ひ草が疳に触るのは無理もないが――それにしても私は寧ろ亭主の神経的にあられもない姿が不可解であつたがの読み方
牧野信一 「泉岳寺附近」

...遊び相手を欲しがって常は癪(かんしゃく)を恐れて避けている弟をもお祖母様の傍(そば)に呼んで飯事(ままごと)の旦那(だんな)様にするのであったが...   遊び相手を欲しがって常は疳癪を恐れて避けている弟をもお祖母様の傍に呼んで飯事の旦那様にするのであったがの読み方
水上滝太郎 「山の手の子」

...それから暑い時分になるとよく子供の脾(ひかん)という病気が起ります...   それから暑い時分になるとよく子供の脾疳という病気が起りますの読み方
村井弦斎 「食道楽」

「疳」の読みかた

「疳」の書き方・書き順

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