...疳高(かんだか)い浪花節(なにわぶし)の放送が洩(も)れてきた...
海野十三 「人造人間事件」
...せっせと来てくれンじゃ困るじゃないか」と疳癪声(かんしゃくごえ)で百姓を叱る声を聞いた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...その格闘者めいた体格と激しい疳癪(かんしゃく)とで...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...がその疳癪のために...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...疳違(かんちがひ)で構(かま)はないとして置(お)いて...
夏目漱石 「それから」
...感服の至りだよ」「そうほめてくれると僕も乗り気になる」と主人はあくまでも疳違(かんちが)いをしている...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...「主人の金右衛門が疳性(かんしょう)で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...」なぞといわれたが、過日、『源氏物語』劇化について、随分お骨折なされたにもかかわらず、良い結果を見なかったあとで、氏の顔を見た時に、当局の許可不許可にかかわらず、芝居道というものがどんなもので、疳癪を起してもどうもならないということを、さぞ不味(ふみ)にお味(あじわ)いになったことも多かったろう、当年の疳癪など、芸術家としての疳癪で、むしろ、思出は悪くないと思った...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...自分が疳癪玉の目標になっては...
葉山嘉樹 「浚渫船」
...大抵の場合は終ひにわたしが疳癪を起して...
牧野信一 「幽霊の出る宮殿」
...胃病や肺病の御祈祷をしないで疳性の平癒を祈つたのは可笑(をか)しいぢやないか...
正宗白鳥 「母と子」
...おれの疳性のためにお前が困つてるだらうと案じたらこそ出し拔けにあんなお札なぞ寄越したんだよ...
正宗白鳥 「母と子」
...彼は直ぐ疳(かん)に障(さは)つた...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...そんなことに疳をたてたりしないで或る程度の社交性と彼等の幻想をこわさない程度の強面とを交互に示しつつ処してゆくのが...
宮本百合子 「おのずから低きに」
...幾度もわるい疳高い節や調子をなほした...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
...そろそろ疳(かん)だかくなったのが初まりで...
吉川英治 「江戸三国志」
...疳(かん)を昂(たかぶ)らせて浪人の前へ馬を乗りつけて来た...
吉川英治 「剣難女難」
...すると突然疳高い聲が私の胸を貫いた...
若杉鳥子 「烈日」
便利!手書き漢字入力検索
- 野球選手の野田昇吾さん: プロ野球からボートレーサーへ異例の転身を遂げた元選手 🚤
- スノーボード選手の平野歩夢さん: けが明けで攻めの滑りを見せ7位入賞 🏂
- スピードスケート選手の高木美帆さん: スピードスケート女子500mで銅メダルを獲得した ⛸️
