...もしも調査をしたら不快な悪臭と疥癬のあいだには悪臭とコレラのあいだよりもずっと密接な関係が見つかるであろう...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...しかし疥癬の原因は良く知られているので...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...われわれは「七年間つづく疥癬(かいせん)」はわずらったかもしれないが...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...疥癬やみで毛むくじゃらの犬ころみたいに...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...嗄(しゃが)れ声のきたない粗野な賤(いや)しい疥癬病(かいせんや)みの生徒らの中に交って...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...拘置所内の皮膚病、殊に疥癬は、ひどく悪質なもので、それが高ずれば腎臓を冒して死に至らしむること、医学上の常識的経過だとも言われる...
豊島与志雄 「三木清を憶う」
...疥癬愈甚しければ午前近巷の醫師を尋ねて治を請ふに...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...私は人がよく後指(うしろゆび)さして厭(いや)がる醜い傴僂や疥癬掻(ひつッかき)や...
永井荷風 「夏の町」
...そして復員者が疥癬(かいせん)を蔓延させた...
永井隆 「長崎の鐘」
...鼻たらしや、疥癬(しつ)頭、指をくわえてぼんやり見あげていたのを、せんぶりの千太が顎の下へ手をかけて、まじまじと覗きこむ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...天帝釈化して猴となり身に疥癬を病めり...
南方熊楠 「十二支考」
...『大和本草』附録下に、野猪の脂は、婦人をして乳多からしめ、疥癬を治す...
南方熊楠 「十二支考」
...少(わか)い時疥癬(かいせん)のために衰弱したのを...
森鴎外 「渋江抽斎」
...わたしは疥癬(かいせん)にかかった覚えが全くない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...この頃また疥瘡(かいそう)を病んで...
吉川英治 「三国志」
...いわばお体にできた疥癬(かいせん)の皮膚病です...
吉川英治 「三国志」
...現在の銭湯(せんとう)と同じ構造の浴室に偏体疥癩(へんたいかいらい)の病人がうずくまり...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...それが体のくずれかかった疥癩で...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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