...畢竟(ひっきょう)それだけだ』――これでは少しも桜の花を貶(けな)したことにはなりません...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...畢竟この誇大的傾向の発現の歴史である...
有島武郎 「描かれた花」
...特にかの「七昂星」と「八畢星」との如きは...
高木敏雄 「比較神話学」
...それでも畢竟は僕の胸と栗の毬とは相容れない別々のものなんです...
豊島与志雄 「囚われ」
...俺はすでに不老長生(ふろうちょうせい)の法を修(ず)し畢(おわ)り...
中島敦 「悟浄歎異」
...汗の身體を拭き畢つたら急に心持がせい/\とした...
長塚節 「開業醫」
...さうして何時でも無効に畢つて居るのであります...
長塚節 「教師」
...それも少時(しばし)の間(ま)に何處(どこ)でも草木(さうもく)の葉(は)が硬(こは)ばつたり傷(きず)ついたりして一切(さい)が只(たゞ)がさ/\と混雜(こんざつ)して畢(しま)つた...
長塚節 「土」
...金持長者といはれる輩(ともがら)はその財産の保護と隱匿に畢生(ひつせい)の知識を絞つたものです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...畢竟は我が味方と...
萩原朔太郎 「二十三夜」
...畢竟無学の臆測と言う可きのみ...
福沢諭吉 「女大学評論」
...畢竟、男子は強く婦人は弱しというところより、腕の力を本(もと)にして男女上下の名分を立てたる教えなるべし...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...畢竟人の罪に非ず勢の然らしむる所...
福沢諭吉 「新女大学」
...畢竟婦人の罪とのみ言う可らず...
福沢諭吉 「新女大学」
...この樹は一つに畢鉢羅(ヒッパツラ)樹と称する...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...浴し畢(をは)つて榛軒は犢鼻褌(とくびこん)を著け...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...現代人の芸術の能事(のうじ)畢(おわ)れりではございますまいか...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「家常茶飯」
...畢竟(ひっきょう)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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