...しかし亦(また)権力も畢竟はパテントを得た暴力である...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...しかし彼に与えられたものは畢竟落寞(ひっきょうらくばく)とした孤独だった...
芥川龍之介 「大導寺信輔の半生」
...或は畢(つひ)に詩人よりも何か他のものだつたと云ふ結論に達した...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...畢竟我等を欺くものである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...他人に対しては与え得ないきびしい鞭打(むちうち)を与えざるを得ないものは畢竟(ひっきょう)自身に対してだ...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...かつこの猿芝居は畢竟するに条約改正のための外人に対する機嫌取であるのが誰にも看取されたので...
内田魯庵 「四十年前」
...畢竟智力なるものは無意識的に本能の命令を受け...
丘浅次郎 「人間生活の矛盾」
...畢竟(ひっきょう)町人が非常に火事を恐怖したところから...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...暫くして理髮を畢つた小學校の教師らしい客が棚の荷物を抱へて立つた...
長塚節 「おふさ」
...勘次(かんじ)はお品(しな)が恁(か)うする積(つもり)だときつぱりいつて畢(しま)へば決(けつ)して反對(はんたい)をするのではない...
長塚節 「土」
...畢竟(ひっきょう)馬鹿だから? いよいよ馬鹿と事がきまりさえすれば...
夏目漱石 「明暗」
...畢竟それは Homo sapiensL. 一種のほかには出ないもんだ...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...これは畢竟(ひっきょう)前後不調和なるがためにや候べき...
正岡子規 「あきまろに答ふ」
...纔に十徳を脱ぎ畢(をは)り...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...言畢(いいおわ)りて卓の上におきたりし手袋の酒に濡れたるを取りて...
森鴎外 「うたかたの記」
...三頁を模し畢(おわ)れば...
森鴎外 「渋江抽斎」
...畢竟(ひっきょう)我々が自ら苦しむために授かったのか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...光春としてもまさに畢生(ひっせい)を賭(と)していたにちがいない...
吉川英治 「新書太閤記」
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