...弟の九十九完道は依然山王堂村に留まり...
石川三四郎 「浪」
...忠敬は幼かったのでその儘(まま)小關家に留まり...
石原純 「伊能忠敬」
...その國に留まりました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...三輪山に行つて神の社に留まりました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...六歩ごとに立ち留まりて...
大町桂月 「層雲峡より大雪山へ」
...天女が暫く人間界に留まりしことは...
高木敏雄 「比較神話学」
...而して宮中に三カ月も留まりその間に仏教の様式を伝えたのであります...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...伊勢の国境大杉谷の方へ這入(はい)った人跡稀(じんせきまれ)な行き留まりの山奥...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...去るものは去り留まるものは留まりて...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...米友はついに留まりませんでした...
中里介山 「大菩薩峠」
...無事に貪婪(どんらん)な関所を通って田沼主殿頭の目に留まりました...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...生はいつも缺乏の中に留まりいつも完きを得ずにをはる...
波多野精一 「時と永遠」
...往来人多く留まり見る...
南方熊楠 「十二支考」
...おのれ父たるゆゑに野辺の送りをすべきものにあらずとわれひとり留まり庭などをながめあるほどに耐へがたくなり煙草を噛みしめて泣きけり...
室生犀星 「忘春詩集」
...乳母はこれがために参詣を思ひ留まり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...ウリッセスが留まりし時...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...その金の御幣(ごへい)のお馬印を、私に、拝領させて下さいまし」馬印を賜わりたい――と、彼が主君に求めたのは、いうまでもなく、身をもって、後にふみ留まり、大将の身代りにならんと、われから志願して出たことにほかならない...
吉川英治 「新書太閤記」
...そこから京都へ行って十一日間留まり...
和辻哲郎 「鎖国」
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