...自分が今朝(けさ)新山祠畔の伯母の家を出たのは...
石川啄木 「葬列」
...五月末ミラノを発しガルダ湖畔に進出...
石原莞爾 「戦争史大観」
...組稲(くみいね)の立ってる畔(あぜ)から...
伊藤左千夫 「落穂」
...省作とおとよは湖畔の一旅亭(りょてい)に投宿したのである...
伊藤左千夫 「春の潮」
...最後まで残ったのはやっぱり彼(か)の強慾なる湖畔亭のあるじでした...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...滿山みな樹、十和田湖畔、猿は、たゞこの山にのみ住む...
大町桂月 「十和田湖」
...辨天樣の池畔などで...
太宰治 「お伽草紙」
...田の畔(くろ)に腰を休めて...
谷崎潤一郎 「三人法師」
...岩村田の街はづれまで江畔老が見送つて下さる...
種田山頭火 「旅日記」
...百草園田の畔(くろ)に赭(あか)い百合(ゆり)めいた萱草(かんぞう)の花が咲く頃の事...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...ここらで最大の明るい池畔に出る...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...ウルム湖畔にある陸繋島のシュロスベルヒ(城の山)という丘の上にある古城(ルウドイヒ二世が造営した新城にたいしていう)に移し...
久生十蘭 「泡沫の記」
...湖畔のいちばん綺麗なのを掃除しておきました」「あてなしに...
久生十蘭 「肌色の月」
...一時間ほど湖畔を散歩して...
久生十蘭 「肌色の月」
...塔米児(タミイル)の河畔に決戦いたしましょう...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...即ち、「江戸川の畔、紙漉橋の袂に鉄砲垣を折り回(めぐら)して、生節(なまぶし)の冠木を見越しの雑裁(うえごみ)の林(こずえ)を深く(中略)春は塀外の桜、庭も狭(せ)に散り込みて、打延る両岸の枝頭の色は大曲の垠(はて)まで一目に残余(なごり)無く、冬は流を隔てて筑土の時雨、赤城の雪も寝ながら眺め坪の内に異らず、折節は目白台辺時鳥の渡るを聞けど」「前に七坪余りの小庭を控へて、杉柾の萱門を浅く、椽に近き小細水(ささらみず)は江戸川の流を偃入(せきい)れて胡麻竹の袖垣を遶(めぐ)り土塀を潜りて、内庭の池に注ぐなりけり」「泉水の岩橋を渉り、築山の谷を越えて、忽ち彩雲一帯の眺め、枝頭万朶の春真盛りなる桜林の裏にこそ出でたれ...
正岡容 「巣鴨菊」
...長良川(ながらがわ)の畔(ほとり)に見えた...
吉川英治 「新書太閤記」
...橋の畔(ほとり)で...
吉川英治 「べんがら炬燵」
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