...而て吾が性の性たる所以は、恒(つね)に死生の外に在り、吾れ何ぞ畏れん...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...しかしながら皇后樣のお妬みになるのを畏れて本國に逃げ下りました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...人に妻を畏れさすようにするとは何ごとだ...
田中貢太郎 「青蛙神」
...神様を畏れなければならん...
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「女房ども」
...畏れる心がほんとうに起らなければならないということに...
中里介山 「大菩薩峠」
...御殿では畏れ多いから俯向いて御飯を戴くのだと...
中谷宇吉郎 「御殿の生活」
...本日畏れ多くも御行脚の邪魔をいたしましたのは...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...彼らが天や鬼神を畏れるのは自己のこの世における感性的な幸福を求めるためである...
三木清 「親鸞」
...メフィストフェレス畏れながらあなたが実際そうでいらっしゃいます...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...畏れ多いおうわさであるが...
吉川英治 「神州天馬侠」
...そちに訓(おし)えを乞うであろう」「何の畏れ多い」藤吉郎は...
吉川英治 「新書太閤記」
...畏れ多くはあるが...
吉川英治 「新書太閤記」
...――畏れ多くも、白河法皇の御ことばにさえ――朕(ちん)の心のままにならぬものは、双六(すごろく)の賽(さい)と賀茂川の水――とある...
吉川英治 「新書太閤記」
...こう甘えていてはお上(かみ)にも畏れあり...
吉川英治 「新・水滸伝」
...なお罪を償(つぐな)うに足りないほど畏れを感じるのであった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...それと、自分の景仰する古人に対して、当然な、礼としても、私は畏れる...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...将門が、ちょっと、たじろいだ様子を見ると、木像陣を作(な)して来たその一群は、また、声をそろえて、「畏(おそ)れろ、畏れろ...
吉川英治 「平の将門」
...畏れ多うござります...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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