「申す」の意味
言うの謙譲語
小説での「申す」の使い方
...」とかう申すのでございます...
芥川龍之介 「地獄変」
...こんなことを申すのでございます...
芥川龍之介 「雛」
...口々に歌つて居るのが乃ち斯く申す新田耕助(あらたかうすけ)先生新作の校友歌であつたのである...
石川啄木 「雲は天才である」
...何と申す人にや、大蔵省へ隔日に宿直する人の由...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...藤野厳九郎と申すもので...
太宰治 「惜別」
...もしあなた様をお連れ申す事が出来たら...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...決して皮肉にかく申すのではありません...
土井晩翠 「漱石さんのロンドンにおけるエピソード」
...とても神様をお悦ばせ申すのなんのと...
中里介山 「大菩薩峠」
...前(ぜん)申す通り自分は初さんの顔を見た...
夏目漱石 「坑夫」
...先生」「そう申すなら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...無禮なことを申すな」「主人市十郎は死んでしまつたぜ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...叔母上の御満足を充たし申すこと能はず候...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...ここに私の申すことがどんなたわごとであろうとも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...このりんと申す者が...
吉川英治 「江戸三国志」
...将軍よ必ず出給うなかれ」夏侯淵はこれを駁(ばく)して、「なにを申す、黄忠いま対山の頂にあり、日々わが陣の虚実をうかがう...
吉川英治 「三国志」
...腰の刀(もの)にかけて申す...
吉川英治 「私本太平記」
...いたずらごとを申すのではあるまいな」「こんなことが嘘(うそ)ッ八(ぱち)でいえるものですか...
吉川英治 「増長天王」
...城内城下は申すに及ばず...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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