...その後京の「ぐれごり屋」と申す伴天連(ばてれん)へも何やら横文字のお書置きをなされ...
芥川龍之介 「糸女覚え書」
...申すまでもないが慎むが上にもことに慎むべきものだと私どもは聞き及んでいる...
有島武郎 「或る女」
...だから今日のやうな我儘を申すやうなことになりますわ...
田中貢太郎 「水郷異聞」
...此のあたりの三箇国の人々が寄って来たのだと申すことでした...
谷崎潤一郎 「三人法師」
...この貧窮組というものが、前に申すように、山崎町の太郎稲荷(たろういなり)から始まるには始まったが、このくらい不得要領な組合もなかったものです...
中里介山 「大菩薩峠」
...これも嘘僞(うそいつは)りを申す筈は御座いません」「それでは矢張りお銀の方が隱したといふ事になるわけで」「兄桑原伊織が再三掛け合ひましたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...満更の言いわけとばかりも思えない節があります」「?」「娘はこう申すのです――お小姓にすすめられてお茶を呑んだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...皆の申すところ何も違うところはありませなんだ...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...おくつきを守り申すやむら紅葉 鳴雪神杉や三百年の蔦紅葉からかねの鑄ぬきの門や薄紅葉華厳の滝のほとりにて手折れる一枝の紅葉を都への家土産(いえずと)にとて携へ日光停車場に至れば一群の紅粧来りて一枝の秋色を請ふ...
正岡子規 「日光の紅葉」
...それは克己と申すものですわ……ねえ...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...恋愛好きで女性に好奇心をお持ちになることは今も昔のままのようだと申すことでございます...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...あの時二頭曳の馬車を雇っていらっしゃったらと申すのでございますよ...
モルナール・フェレンツ Molnar Ferenc 森鴎外訳 「辻馬車」
...もはや寅寿の運もそれまでと申すほかはないのだ」「……して今その両名はいずかたに……?」「つれて来ておる」えっというように内膳は眼をみはった...
山本周五郎 「新潮記」
...「これが折岩と申すやつか」と前田甚内に向って叫んだ...
山本周五郎 「半之助祝言」
...いまここでは私の申すことをお信じ下さい...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...やはりJ・I・Cの一人となっております自称樫尾初蔵(かしおはつぞう)と申す者が...
夢野久作 「暗黒公使」
...その観世丸と申す名も...
吉川英治 「私本太平記」
...はい……どうもお入れ申すわけにはゆかないそうで』与五郎は...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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