...これは後に龜の甲を燒くことに變わつた...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...私の家では妻の出産で一家が甲府へ行つてゐたので...
太宰治 「郷愁」
...攻撃が、中小都市に向けられ、甲府も、もうすぐ焼き払われる事にきまった、という噂(うわさ)が全市に満ちた...
太宰治 「薄明」
...甲野さんは相手を落ちつけた後(のち)...
夏目漱石 「虞美人草」
...やはり甲の波が乙の波を呼出し...
夏目漱石 「現代日本の開化」
...朝比奈甲斐守(あさひなかいのかみ)の屋敷に...
蜷川新 「天皇」
...手の甲で眼のまわりをこすりながら泣いた...
山本周五郎 「さぶ」
...ひどく口かずの少ないたちで、必要がなければ二日でも三日でも黙っているし、幼ない甲斐が、用もないのに話しかけたりすると、男はむやみにしゃべるものではないと叱るのであった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...甲斐は聞きながして...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...甲斐は膳(ぜん)を下げさせ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...甲斐の、仮面のようだった顔が、額のほうから蒼ざめてゆき、こめかみがぴくぴくとひきつった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...私のしわざだということをお忘れなきよう」甲斐は眼の昏(くら)むのを感じ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...甲板(デッキ)の上からトロンと見据えた大きな真珠色の瞳は...
夢野久作 「人間レコード」
...」甲谷は悠々と笑いながら出ていく山口の後を見ていると...
横光利一 「上海」
...「甲斐守(かいのかみ)様がお越しになりました...
吉川英治 「剣の四君子」
...甲(よろい)を投げ矛(ほこ)をすてて...
吉川英治 「三国志」
...甲虫(かぶとむし)みたいに身をかためたふたりの兵...
吉川英治 「神州天馬侠」
...甲州流(こうしゅうりゅう)の軍学家(ぐんがっか)...
吉川英治 「神州天馬侠」
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