...お前達は自分の生意気な好奇心を恥ぢなければならない...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...些(ちつ)と生意気な奴は書卓(デスク)附属の器械であるのを忘れて一知半解(なまかじり)の金融論をする...
内田魯庵 「青年実業家」
...生意気な事をいう奴だと腹で思うばかりでなく...
大隈重信 「福沢先生の処世主義と我輩の処世主義」
...小生意気な手触りの硬さと無愛想な渋面とは...
薄田泣菫 「独楽園」
...あれは年は若いけれどもコマシャクレた生意気な娘なので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...小生意気なところが私の気にかかつた...
田山録弥 「三月の創作」
...例の「少壮将校」連がこの生意気な追求に憤激したことは云うまでもないが...
戸坂潤 「社会時評」
...美貌(びぼう)自慢で利口で生意気な奴(やつ)だった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...とにかく私が何かひどく生意気な口答えをしたのであったらしい...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...ことによってあの先生、南条あたりに説かれて、我々に裏切りをするつもりでやったとすれば憎むべしだ、生意気な奴だ、打捨(うっちゃ)ってはおけないが、我々を敵とするほどに恨みのあるはずはないし、また敵にすれば損のいくことはわかっている、どういうつもりだろう、ひとつ会って詰問してやろうか、返答次第によっては不憫(ふびん)ながらそのままでは置けん...
中里介山 「大菩薩峠」
...「うん、生意気な奴だ、ちと懲(こ)らしめのためにいじめてやろう...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...その横に年の頃は十七八で君とか僕とか生意気な事をべらべら喋舌(しゃべ)ってるのはこの近所の書生だろう...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...親分がそう来なくちゃ話が出来ねえ」「生意気な事を言わずに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...十手小太刀の心得なら少しはあるが――」「生意気なことを言うな...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...これであの生意気な黄色い人種を...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...仕事以外で生意気な点をうんとたしなめておいた...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...」「生意気な、此の女(あま)!」おやじの毒つく声と形相は全く獣のように見て取られた...
細井和喜蔵 「女給」
...そうしてはときどきよく生意気な青年がするように...
堀辰雄 「晩夏」
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