...小町 (生き生きと)ではあの人に行って貰って下さい...
芥川龍之介 「二人小町」
...あなたも一緒に行らっしゃい」夫人は荒原の女豹が獲物を捕える時のように生き生きとした眼を輝かせながら...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「情鬼」
...それが初めて生き生きとした瀬に放流されて...
C. スミス C. Smith The Creative CAT 訳 「いえ、いえ、ラゴーフにはもう!」
...ほんの僅(わず)かに動くしぐさが却って不気味なくらいにまで生き生きとしている...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...萎(な)えた気分が生き生きして来た...
徳田秋聲 「或売笑婦の話」
...もっと「生き生きしている」ことになるだろう...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...この恐ろしいまで、生き生きした、天上の光輝に対して、赤ぼけた燈火の、絶え絶え、地上に息吐くのは、甲府から早川入りの山村であろう...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...不思議に生き生きとした魅惑を以て迫つてくる...
萩原朔太郎 「青猫」
...趣味つまり全ての妄想を取り除く感覚の生き生きした印象によって...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...一草一木ことごとく生き生きとして...
堀辰雄 「美しい村」
...実はそういう人達――いわば純粋な第三者の目に最も生き生きと映っているだろう恐らくは為合わせな奥様としての私だけがこの世に実在しているので...
堀辰雄 「菜穂子」
...彼女の顏が急に生き生きと...
堀辰雄 「不器用な天使」
...急に生き生きしくなるのだった...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...何事をも正確に生き生きと書き得られるということは所詮それは夢想に同じであるが...
横光利一 「作家の生活」
...彼は二人の間の空間をかつての生き生きとした愛情のように美しくするために...
横光利一 「花園の思想」
...再び生き生きと活動させて巷(ちまた)の中へ送り出すここの花園の院長は...
横光利一 「花園の思想」
...東洋の常識は多くは生き生きとした生理であるということを考えると...
横光利一 「北京と巴里(覚書)」
...その間は千鶴子が横で生き生きとして囁き動き...
横光利一 「旅愁」
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