例文・使い方一覧でみる「甞」の意味


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...噛占(かみし)めて益々味の出るものよりは舌の先きで(な)めて直ぐ賞翫(しょうがん)されるものが読者に受ける...   噛占めて益々味の出るものよりは舌の先きで甞めて直ぐ賞翫されるものが読者に受けるの読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...て聞く処あり、小虫の群集に害せられて危険に陥る事ありと...   甞て聞く処あり、小虫の群集に害せられて危険に陥る事ありとの読み方
関寛 「関牧塲創業記事」

...ああ予は(かつ)て徳島に在るの時に於て...   ああ予は甞て徳島に在るの時に於ての読み方
関寛 「関牧塲創業記事」

...私は未だてそんな清らかな純な空を見たことがないような気がした...   私は未だ甞てそんな清らかな純な空を見たことがないような気がしたの読み方
豊島与志雄 「楠の話」

...私はて両手を何物かに差出したことがあるでしょうか? 私は……私は何時も自分の胸に...   私は甞て両手を何物かに差出したことがあるでしょうか? 私は……私は何時も自分の胸にの読み方
豊島与志雄 「湖水と彼等」

...自分も女もはじめて苦い經驗をめたのである...   自分も女もはじめて苦い經驗を甞めたのであるの読み方
長塚節 「開業醫」

...赤がいつものようにぴしゃぴしゃと飯へかけてやった味噌汁をめる音が耳にはいったり...   赤がいつものようにぴしゃぴしゃと飯へかけてやった味噌汁を甞める音が耳にはいったりの読み方
長塚節 「太十と其犬」

...て夏の静かな夕べ...   甞て夏の静かな夕べの読み方
中原中也 「引越し」

...少しでも好いから(な)めて見たいといつでもそう思っているんです」と敬太郎が真面目(まじめ)に云いかけると...   少しでも好いから甞めて見たいといつでもそう思っているんです」と敬太郎が真面目に云いかけるとの読み方
夏目漱石 「彼岸過迄」

...未(いま)だ(かつ)て一度(いちど)も彼等(かれら)の口(くち)には上(のぼ)らなかつた...   未だ甞て一度も彼等の口には上らなかつたの読み方
夏目漱石 「門」

...そんなに山盛にしないうちに早く(な)めてしまえばいいにと思ったが...   そんなに山盛にしないうちに早く甞めてしまえばいいにと思ったがの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...「この間などは赤ん坊にまでめさせまして……」「ジャムをですか」「いいえ大根卸(だいこおろし)を……あなた...   「この間などは赤ん坊にまで甞めさせまして……」「ジャムをですか」「いいえ大根卸を……あなたの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...一枚々々に口で(な)めて...   一枚々々に口で甞めての読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...人を(な)めた野郎だ...   人を甞めた野郎だの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...炎はもう寮一面をめて...   炎はもう寮一面を甞めての読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...嗅ぐのは構はないが(な)めちやいけない...   嗅ぐのは構はないが甞めちやいけないの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...その花や葉っぱをめて渋い顔をしたりする...   その花や葉っぱを甞めて渋い顔をしたりするの読み方
松永延造 「職工と微笑」

...其鮮かさはて見た事がない...   其鮮かさは甞て見た事がないの読み方
吉江喬松 「山岳美觀」

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