「珍しい」の意味
めずらしい
小説での「珍しい」の使い方
...世に珍しい美女にお生れになりながら...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...珍しいことにリヽーはじつと大人しくして...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...珍しいことに大声で怒鳴りました...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...唄合戦の揚句に激昂した恋敵(こいがたき)の相手に刺された青年パーロの瀕死の臥床で「生命の息を吹込む」巫女(みこ)の挙動も実に珍しい見物である...
寺田寅彦 「映画雑感6[#「6」はローマ数字、1-13-26]」
...時節柄珍しいと云う他ない...
戸坂潤 「戦争ジャーナリスト論」
...珍しい亀で、まだ見たことも、聞いたこともないほど大きな物です...
豊島与志雄 「ふしぎな池」
...珍しいものだと云(いっ)て皆寄(よっ)て拈(ひね)くって見ながら...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...この画の如く別に珍しい配合もなくしてかへつて富士の大きな感じが善く現はれて居るのは少い...
正岡子規 「病牀六尺」
...杉は上気して、「珍しいわね、三年のひと!」と宏子に囁いた...
「海流」
...私がいるの珍しいので話が弾んで十一時ごろかえったら...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...いろいろ珍しい標本だの何だのあるというし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...マア珍しいと笑いました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...細川という殿様はこういう処世術をあの時代に珍しい学問にからめて持ち合わせていて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...これは必ずしも珍しい本ではないが...
柳田国男 「故郷七十年」
...その他いろいろの珍しい名を以て呼んでいる...
柳田国男 「年中行事覚書」
...凄い珍しい囚われ方をした鼻の表現も...
夢野久作 「鼻の表現」
...これは珍しいもので...
吉川英治 「宮本武蔵」
...そう珍しいものではなかったであろう...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
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