...玻璃(がらす)窓越しに...
岩村透 「死体室」
...玻璃窓を通して海上に昇る朝日を眺めしに...
大町桂月 「沖の小島」
...店の中がまるできらきらした玻璃宮を現出していた...
豊島与志雄 「悪夢」
...街頭千點玻影...
永井荷風 「十年振」
...玻璃器(はりき)の水(みづ)を日(ひ)に翳(かざ)して發見(はつけん)した一點(てん)の塵芥(ごみ)であつた...
長塚節 「土」
...但しこれは極く新しい玻璃製のもので失望したが...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...そのまま次に玻璃(ガラス)を張ったような蒼い氷の壁が現われる...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...河上に 玻璃末の錯乱...
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...玻盞(はりさん)...
南方熊楠 「十二支考」
...今度はメリケンから上等舶来の押絵が参りましたよ」と禿頭は玻璃棚(ガラスだな)からクルクルと巻いたのを出しては店先に拡(ひろ)げた...
水上滝太郎 「山の手の子」
...二月十六日(大暴風雨の日)春の日影 Feb. 23rd.巨大な砂時計の玻璃の漏斗から刻々をきざむ微かな砂粒が落るにつれ我工房の縁の辺ゆるやかに春の日かげが廻って来る...
宮本百合子 「海辺小曲(一九二三年二月――)」
......
三好達治 「駱駝の瘤にまたがつて」
...二重(ふたえ)の玻璃窓(ガラスまど)をきびしく鎖(とざ)して...
森鴎外 「舞姫」
...その中央に方五寸ほどの玻璃(はり)板を黒き布にて蔽ひたるが嵌(は)め込み在り...
夢野久作 「白くれない」
...また玻璃盃(コツプ)へ酒がなみ/\と注がれた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...冷たい玻璃(ガラス)板へ息が曇っているように秋の特有な星雲が空に夜更けていた...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...そして玻璃の水をひと息にのんでから...
吉川英治 「私本太平記」
...満天すべて熱玻璃(ねつはり)のごとく...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
