...「まるで玻璃鐘(はりしょう)の音(ね)じゃな...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「小夜啼鳥」
...思わずそこの玻璃(がらす)窓越しに見える死体室を見て...
岩村透 「死体室」
...めいめいの顔がその浄玻璃の鏡である...
高村光太郎 「顔」
...それ/″\に食卓の上に位置を守つてゐる玻璃器にうつつた灯の光りが...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...玻璃のやうな滑かな湖上を滑るやうにして通つて行つた...
田山録弥 「船路」
...静まり返ってる玻璃宮の中に起った...
豊島与志雄 「悪夢」
...雨は飛散する玻璃の粉末の如く空間に漲って電光に輝く...
長塚節 「太十と其犬」
...玻璃瓶裏(はりへいり)に薔薇(ばら)の香(か)を浮かして...
夏目漱石 「虞美人草」
...それには古風な銀器や玻瑠(ガラス)罎や支那陶器などが入れてあった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...こんぐらかつた歌が玻璃と燭光から生じ...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「旗手クリストフ・リルケ抄」
...玻璃越しに空の晴れた日は...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...黄金と玻(はり)の戸ある君が居室(へや)は陽(ひ)のひかり輝き充てり...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「ウスナの家」
...それと向い合った柳の木に軒燈の隠れた小さな煙草(たばこ)屋のほかはやはり記憶から消えてしまったけれどもその小さな煙草屋の玻璃棚が並べられて...
水上滝太郎 「山の手の子」
...にぶい玻璃(ガラス)窓を光らしながら置かれてあった...
室生犀星 「幻影の都市」
......
室生犀星 「抒情小曲集」
...1045ようよう玻璃(はり)の器の中に色の度々変る「若い女王」が見えて来る...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...二重(ふたへ)の玻璃(ガラス)を緊しく鎖して...
森鴎外 「舞姫」
...その中央に方五寸ほどの玻璃(はり)板を黒き布にて蔽ひたるが嵌(は)め込み在り...
夢野久作 「白くれない」
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