...実相院(じっそういん)の朱王房(しゅおうぼう)という若い堂衆(どうしゅう)がいった...
吉川英治 「親鸞」
...朱王房」学僧たちの眼は...
吉川英治 「親鸞」
...――そういったのは間違いだろうか」「…………」「三塔の権威がどこにある」皆が、黙ったので、朱王房は、得意になってなおいった...
吉川英治 「親鸞」
...朱王房の説のとおりだ――...
吉川英治 「親鸞」
...それが仏徒の任務だと思う」「ばかなっ」朱王房は...
吉川英治 「親鸞」
...朱王房のいうことは...
吉川英治 「親鸞」
...朱王房の聞きちがえだろう」「なに...
吉川英治 「親鸞」
...「誰に聞いた」「中堂の執務から――」「何日(いつ)」「近いうちに、授戒入壇をさせるからと、支度を命じられたという」「はてな?」解(げ)せない顔つきで、人々は、小首をかしげたが、「朱王房、よもや、嘘ではあるまいな」「誰が、こんな嘘をいうか」「事実とすれば、言語道断だぞ」「怪(け)しからぬ儀だ」「私情というほかはない」「法規の蹂躙(じゅうりん)だ」学僧たちは、不平と、公憤に、熱して、怒りをおびた...
吉川英治 「親鸞」
...「おお朱王房か」「何しているのだ」「何...
吉川英治 「親鸞」
...朱王房の肩を押しのけた...
吉川英治 「親鸞」
...朱王房の胸ぐらをつかんで睨みつけた...
吉川英治 「親鸞」
...朱王房と称しおる者なり...
吉川英治 「親鸞」
...朱王房は、かっと、闇の中からにらみつけて、「十八公麿(まつまろ)、おぼえておれ、よくもこの俺を、土牢へいれたな」性善坊は聞くに耐えないで、「だまれっ」と側からいった...
吉川英治 「親鸞」
...わ、若様、七郎でございまする」「なつかしい」と、朱王房は、痩せた手を牢格子のあいだから差し伸べて、「会いたかった……」「七郎めも、どれほど、お行方を尋ねていたか知れませぬ」「おお」と、朱王房は、思い出したように、牢格子へ手をかけて、「いいところへ来てくれた...
吉川英治 「親鸞」
...朱王房は外へ出て...
吉川英治 「親鸞」
...うウむ……と大きな呻(うめ)きを一つあげて、朱王房は、悶絶(もんぜつ)してしまった...
吉川英治 「親鸞」
...八ぐったりと四肢(しし)を伸ばしている朱王房の姿をながめて...
吉川英治 「親鸞」
...当山にいて仲間僧(ちゅうげんそう)を勤めていたことのある朱王房(しゅおうぼう)といっていた者です...
吉川英治 「親鸞」
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