「献ずる」の意味
目上の人に物を差し上げる
「献ずる」の例文(場面別)
- ビジネス取引先の社長に記念品を献ずる際、丁寧な言葉遣いを心がけました。
- 日常会話祖父の誕生日に、手作りの品を献ずることにしました。
- ニュース文化財保護のために、貴重な資料を博物館に献ずることを決定しました。
小説での「献ずる」の使い方
...若(も)し能(よ)く直言を献ずる者あらば...
芥川龍之介 「僻見」
...墓所を掃除し花を献ずる等...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...(明治四十年十一月十三日『東京朝日新聞』)三十八世界で最大のダイアモンド近頃トランスバール政府ではその所有に属する世界最大の金剛石(ダイアモンド)を英国皇帝に献ずる事に決した...
寺田寅彦 「話の種」
...四種の葡萄酒をついだ四つの銀の盞(さかずき)を献ずるのであった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...五千フランの金をこの修道会に献ずることを...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...大きな孔子様の画像を拝し扇子を一対献ずる...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...荒淫無恥な悪獣に献ずるの宴は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...太鼓持ちの媚(こび)を献ずるがごとくするはもとより厭うべしといえども...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...チン屋の名の起りは嘗て江戸大奥へ献ずる狆その他小動物をひさいだ故と伊藤晴雨画伯から聞かされたことがある...
正岡容 「大正東京錦絵」
...〈并州の献ずるところ...
南方熊楠 「十二支考」
...然るに当時半井大和守成美(やまとのかみせいび)は献ずることを肯(がえん)ぜず...
森鴎外 「渋江抽斎」
...藩主に活版薄葉刷(うすようずり)の『医方類聚(いほうるいじゅ)』を献ずることにしていた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...自分の急を救うためにそれぞれできるだけの金を献ずるよう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...狩猟に際し単に持ち合せた品を献ずるの趣旨ではなくて...
柳田國男 「地名の研究」
...後々(のちのち)杓子を献ずることになったのかも知れないのである...
柳田国男 「木綿以前の事」
...いつも万燈を献ずるものではない...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...一燈しか献ずることのできない貧者は多数であって...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...代りにあの冷静な月光石を献ずることにしましょう...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「真珠の首飾り」
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