「猛犬」の意味
攻撃性が強く危険な犬
「猛犬」の例文(場面別)
- 日常会話あの家には猛犬がいるから、近づかない方がいいよ。
- ニュース猛犬に襲われた男性が重傷を負い、病院に搬送された。
- ビジネス彼は交渉の場で猛犬のような存在感を発揮する。
- 文学その夜、猛犬の吠える声が村中に響き渡った。
小説での「猛犬」の使い方
...放し飼いの猛犬に襲われかけた...
...猛犬に噛まれたら狂犬病にかかる可能性がある...
...近所の人たちは彼の家に猛犬がいることを恐れている...
...公園で猛犬に出くわしたときは、落ち着いて避ける方法を知っておこう...
...犬を飼うならしっかりと訓練して、猛犬にならないように気をつけよう...
...イタリヤらしい市街をしきりに猛犬が暴れまわり...
海野十三 「蠅男」
...すると……待ちかまえていた猛犬(もうけん)は...
江戸川乱歩 「探偵少年」
...この猛犬におどりかかるかもわかりません...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...わけなくかみふせてしまうほどの猛犬なのです...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...汝はわれに向かって、汝の猛犬を、情熱を、解き放した...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...今の芦屋とはちがうから、何処の家にも、猛犬がいた...
直木三十五 「死までを語る」
...猛犬を以て甘んずるというような種類(たぐい)もあったでありましょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...さてその猛犬は、単独(ひとり)で海を渡って堺へ行くことがある、犬の身でどうして単独で海を渡るかというに、まず海岸へ出て木を流してみるのじゃ、その木が堺の方へ流れて行くのを見て、犬はよい潮時じゃと心得て、己(おの)れが乗れるほどな板を引き出して来てそれに乗る、そうすると潮の勢いがグングンと淡路の瀬戸を越えて、泉州の堺まで犬を載せて一息に板を持って行ってしまう、そこで板から下りて身ぶるいをして、泉州の堺へ上陸するという段取りじゃ...
中里介山 「大菩薩峠」
...猛犬を餌(か)い...
野村胡堂 「法悦クラブ」
...「ワーッ、助けて、ヒー」悲鳴に交って、猛犬の吠える声、屋上庭園の物凄い情景(シーン)を後に、書生一人を番人に残して、英子は元の客間へ静々と帰りました...
野村胡堂 「判官三郎の正体」
...もしこれが門番がわりに猛犬ががんばっていて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...ところが『ガリヴァ旅行記』に於ては小人島も巨人島も私の信ずる所によれば地球の表面に確固たる地域(ちゐき)を占め、いつか、將來私が長い航海でもしたならば、私自身の目でガリヴァの行つた國の小さい畑、小さい家や、木や、小人(こびと)を、また小つぽけな牛、羊、鳥などを、それから、も一つの國の、森のやうな高い麥畑、巨大な猛犬、怪物のやうな猫、塔のやうな男や女を目撃するであらうことは、疑ひを挾(はさ)む餘地がなかつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...猛犬の唸(うな)るような...
山本周五郎 「山彦乙女」
...三人がかりで引いて出る土佐生粋の猛犬ども...
山本笑月 「明治世相百話」
...ドンナ猛犬でも頭がジインとなって...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...さしもの猛犬も、これには牙を立ついとまもなかったとみえ、ぐわッと五臓を吐くような唸(うめ)きと共にぶっ仆れ、死ぬまでには至らなかったが、けたたましい吠え声をたてて、まったく尻ッ尾を垂れてしまった...
吉川英治 「大岡越前」
...この猛犬の群れには問題にされないわけだった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...先刻(さっき)見た猛犬の黒犬(くろ)が...
吉川英治 「宮本武蔵」
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