「猛然」の意味
勢いよく激しく行動すること
「猛然」の例文(場面別)
- 日常会話彼は猛然と立ち上がり、部屋を飛び出した。
- スポーツ選手たちは猛然とボールを追いかけ、ゴールを目指した。
- ビジネス彼は猛然とプロジェクトに取り組み、短期間で成果を上げた。
小説での「猛然」の使い方
... 猛然と走り出した...
...彼は猛然と抗議した...
...敵味方を顧みず猛然と突撃する...
...彼女は猛然とテスト勉強を始めた...
...猛然と現れた強敵にブチ切れる...
...「腑に落ちぬ」川手氏は猛然として...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...猛然として驀進(ばくしん)したるもの...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...ムク犬は猛然としてその痩(や)せた身体を左右に振りました...
中里介山 「大菩薩峠」
...幼いながらも猛然として...
中里介山 「大菩薩峠」
...「何をしやがるんだ」事情を知らぬ伝吉は猛然として突っかかって行きます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...猛然と彼の咽喉元を掴んで...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...猛然と自分のかけられてきた師範学校的世界観の魔睡を批判しはじめる...
宮本百合子 「一連の非プロレタリア的作品」
...果してそれは錯覚であるか? 彼は猛然と項をあげた...
三好達治 「測量船」
...猛然として我をわすれ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...猛然と、死から生へおどり帰った人間と、兇猛な切支丹族たちとの争闘は、そこに振(ふ)り撒(ま)く血を惜しまずに戦いました...
吉川英治 「江戸三国志」
...権門の猛犬は、常に人間を猫、鼠以下に見馴れているせいか、この人間の無礼にたいし、土佐犬特有の牙(きば)をいからして、猛然と、その若衆の出した足くびへ食いついた...
吉川英治 「大岡越前」
...近づけては」と、あわてて、鞍もない馬へ飛び乗り、猛然、駈け寄ってきた張飛の前に立って戦い、ややしばし、喰い止めていた...
吉川英治 「三国志」
...「いたか」とばかり、騎馬の数人はすぐ鹿追(しかお)い構えに矢交(やつが)えをそろえて、猛然と、天皇たちへ向って驀進(ばくしん)して来た...
吉川英治 「私本太平記」
...――と、猛然、彼の影は、あたりの敵をふりすてて、秀政のほうへ馬首をめぐらして来たが、突然、前に立ちふさがった味方の若者の二人が、左右から主人の口輪をつかんで、ぐるりと、反対な方へ駈け出してしまった...
吉川英治 「新書太閤記」
...お前さんのその頭巾、よっぽど、ゆうべ眠り薬のきいてる間に、引っぱいで見てやろうと思ったけれど、どうせ自分の亭主でもない男と、おやめにしといてやったのだよ」「エエ、うるせえ!」と、その隙(すき)に、孫兵衛は猛然と、豹(ひょう)のように、女の手もとへ躍っていった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...それでいて、皆ひとかどの武術に長(た)け、スワ城下に喧嘩でもあるとかいって、猛然と、かれらの群が、吉野川の流域を下る時は、ほうふつとして古(いにしえ)の野武士だ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...じっと、部屋の口を睨(ね)めすえていた典馬は、くそっ、と吠えながら、猛然、その中へ突入した...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「こいつ、おれを誰だと思う」木刀に手をかけて、彼が見得を切ると、犬は、喉(のど)を太くして、猛然と、小柳生城の兵(つわもの)を奮い起たすような声で吠えだした...
吉川英治 「宮本武蔵」
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