...寢過しはしないかと狼狽(うろた)へて...
石川啄木 「天鵞絨」
...自分の証言が意外な波紋を惹き起したのにすっかり狼狽してしまい...
大阪圭吉 「闖入者」
...三藏は思はぬ賜物に少し狼狽(うろた)へて「もう結構です...
高濱虚子 「俳諧師」
...これはいかんと狼狽(ろうばい)した...
太宰治 「佳日」
...なぜだかひどく狼狽の気味で立ち上がり...
太宰治 「貨幣」
...看よ看よ欧州将来の歴史には必ずかの帝王宰相らをして狼狽(ろうばい)顛倒(てんとう)せしむるの一大革命あるべし...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...捕方の方が狼狽(あわ)てて...
中里介山 「大菩薩峠」
...しかし、狼狽、混沌の限りを極めている人々は、この奇怪なグロテスクの見舞に、さのみ注意を払うものがありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...狼狽(うろた)えて...
二葉亭四迷 「浮雲」
...「御老人」と、澄んだ、しかし鋭い調子で、「只今(ただいま)のお言葉、わたくしへでござりますか?」老人は、細長い身を、まっすぐに、左手(ゆんで)で、しずかに、白髯(はくぜん)をまさぐったが、「左様(さよう)――そなたの人相、気魄(きはく)をうかがうに、一かたならぬ望みを持つものと観た――と、いうても驚くことはない――わしは、自体他人の運命(さだめ)を占(うら)のうて、生業(なりわい)を立てるもの――何も、そのように驚き、狽(あわ)て、芸人にも似合わしからぬ護り刀なぞ、ひねくるには及びませぬよ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...どうかちょっと」又四郎は狼狽(ろうばい)し当惑していった...
山本周五郎 「百足ちがい」
...冲左衛門はやや狼狽(ろうばい)し...
山本周五郎 「山彦乙女」
...やりましたか」「……エッ……」私は狼狽に狼狽を重ねるばかりであった...
夢野久作 「少女地獄」
...皆血相の変った引歪(ひきゆが)んだ顔ばかりで、醜態、狼狽、叫喚、大叫喚の活地獄(いきじごく)だ...
夢野久作 「爆弾太平記」
...にわかに狼狽(ろうばい)の様子でした...
吉川英治 「江戸三国志」
...いや意外な噂におどろきまして」「狼狽したか...
吉川英治 「私本太平記」
...いよいよ狼狽(ろうばい)したようす...
吉川英治 「神州天馬侠」
...案に相違したので非常に狼狽し...
吉川英治 「源頼朝」
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