「狼籍」の意味
秩序が乱れている状態
「狼籍」の例文(場面別)
- 日常会話彼の部屋はいつも狼籍で、どこに何があるのかわからない。
- ビジネスプロジェクトの進行が狼籍で、誰が何を担当しているのか把握できない。
- ニュース選挙戦が狼籍を極め、候補者間の争いが激化している。
小説での「狼籍」の使い方
...もし狼籍者でゞもあつたなら...
芥川龍之介 「地獄變」
...亦(また)一の狼籍(ろうぜき)たる様を目撃せり...
石井研堂 「東京市騒擾中の釣」
...その乱暴狼籍(らんぼうろうぜき)驚くべきものあり...
石河幹明 「瘠我慢の説」
...乱暴狼籍(らんぼうろうぜき)名状(めいじょう)すべからず...
石河幹明 「瘠我慢の説」
...焼焦だらけの畳の狼籍しているを横に見て...
内田魯庵 「灰燼十万巻」
...其中には銀細工やニッケル細工の小(こま)かい精巧なものが倒れたり破れたりして狼籍し...
内田魯庵 「灰燼十万巻」
...其外にも如何なる貴女紳士の春の粧いを凝らすの料ともなるべき粧飾品や化粧品が焦げたり泥塗れになったり破れたりしてそこらこゝらに狼籍散乱して...
内田魯庵 「灰燼十万巻」
...とうとうそこでほんとうに化け物の狼籍(ろうぜき)の跡を見たのだった...
大阪圭吉 「灯台鬼」
...壻(むこ)に恨(うらみ)ある者事を水祝ひによせてさま/″\の狼籍(らうぜき)をなす人もまゝありて...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...磨き清められた室内は乱暴狼籍を極めて...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...斯樣な人類の住んで居る村へ對して將來共に堤防を築かぬと云ふ亂暴狼籍を云はれてそれで分らぬ人民であるから...
田中正造 「土地兼併の罪惡」
...庭上落葉狼籍たり...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...草鞋の痕がいかにも狼籍で...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...まずは前代未聞とも申すべき狼籍ぶりで...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...寝巻の裾(すそ)へ雉猫(きじねこ)を押し込むという乱暴狼籍(ろうぜき)...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...狼籍者(ろうぜきもの)は雲を霞と逃げ失せて...
牧逸馬 「助五郎余罪」
...狼籍(ろうぜき)の限りを尽して身の置き処無きまゝに...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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