「狸寝」の意味
狸のように浅く眠ること
「狸寝」の例文(場面別)
- 日常会話昨夜は狸寝だったので、今日は少し疲れ気味だ。
- 健康・医療狸寝が続くと、睡眠の質が低下し、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
- 文学・エッセイ彼の狸寝は、まるで夜の森に潜む狸のようだった。
小説での「狸寝」の使い方
...彼女は問題が解決したと勘違いして、狸寝入りしてしまった...
...事件が未解決だったら、狸寝入りは許されない...
...皆が狸寝入りすると、問題は大きくなるばかりだ...
...無駄に時間をかけても、最終的には狸寝入りするのだから、早めに解決するべきだ...
...何も言わずに狸寝入(たぬきねい)りをした...
芥川龍之介 「玄鶴山房」
...だがそれは狸寝入(たぬきねいり)らしく...
海野十三 「什器破壊業事件」
...狸寝入の連中は、もう胸をわくわくさせ出した...
薄田泣菫 「茶話」
...狸寝入(たぬきねい)りで寝そべっているんですもの...
太宰治 「斜陽」
...雑談いづれば床柱を背にして狸寝入りをするといふのは...
太宰治 「津軽」
...ケレドモ、所詮(ショセン)、有閑ノ文字、無用ノ長物タルコト保証スル、飽食暖衣ノアゲクノ果ニ咲イタ花、コノ花ビラハ煮テモ食エナイ、飛バナイ飛行機、走ラヌ名馬、毛並ミツヤツヤ、丸々フトリ、イツモ狸寝、傍(ソバ)ニハ一冊ノ参考書モナケレバ、辞書ノカゲサエナイヨウダ、コレガ御自慢、ペン一本ダケ、ソレカラ特製華麗ノ原稿用紙、ソロソロ、オ約束ノ三枚、三枚、ナンノ意味モナイ、ズイブンスグレタ文章ナノニ、ワカラヌ奴ニハ、死ヌマデワカラヌ...
太宰治 「走ラヌ名馬」
...ぼくの狸寝(たぬきね)をしている部屋に...
田中英光 「オリンポスの果実」
...でなければ狸寝(たぬきね)入りをするのであるが...
谷崎潤一郎 「客ぎらい」
...煙吉――それじゃあ此奴、狸寝入りか...
豊島与志雄 「囚われ人」
...降参」「どうした」狸寝入(たぬきねい)りをして待っていた七兵衛の枕許へ来たがんりき...
中里介山 「大菩薩峠」
...もし米友が狸寝入りをしているものならば...
中里介山 「大菩薩峠」
...狸寝入りを試みているうちに本物になって...
中里介山 「大菩薩峠」
...狸寝入りなんぞきめ込んでいらっしゃったお方がございましたね」「うむ」「そのお方が...
中里介山 「大菩薩峠」
...素知らぬ振りで狸寝入をしていたのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...主人はお仲が来たと思い込んで狸寝入(たぬきねいり)かなんかやっていたんだろう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...狸寝入の芸当も武器の一つにして居たのです...
野村胡堂 「笑う悪魔」
...そのねんねこにふっさりと包まれて父の膝に狸寝(たぬきね)をしていた...
長谷川時雨 「牢屋の原」
...狸寝入りをしてゆくといふこともあるさうだつたが...
牧野信一 「好色夢」
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