...わが狂態ながら、彼女に惹かれてしまった...
...狂態ともいうべき大騒ぎをやった...
石川欣一 「可愛い山」
...その広告宣伝の狂態は姑く措くも...
岩波茂雄 「岩波文庫論」
...千差万別の狂態が見られました...
上村松園 「画筆に生きる五十年」
...その七十歳の馬鹿息子の狂態を眺めていました...
太宰治 「惜別」
...道化た面をかぶった異風な小こじきの狂態に笑いこける...
寺田寅彦 「自由画稿」
...下には僅か五六人の男女が口をあけて彼女の狂態を見上げているだけだ...
中島敦 「南島譚」
...私はまたなんたる狂態だらうと...
中原中也 「亡弟」
...一番先に狂態を演じたのは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...罵り合ひ!……首領どもはあらゆる狂態を演じ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...あの烈しい狂態から醒めてゐられるだらう...
牧野信一 「妄想患者」
...元義には妻なく時に婦女子に対して狂態を演ずる事あり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...一本気な父親に狂態を演じさせる力を憎悪した...
「海流」
...あのエジプト人の狂態に近いと思う...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...敗戰後の日本とまた八大山人の狂態してさまよひ歩いた南昌の城市と...
吉川英治 「折々の記」
...「彼らはみな、忠義ぶったり、狂態を見せて、君を脅かさんなど企(たく)らんでいますが、要するに本心は、漢中との戦端を避けて、一日でも安逸を偸(ぬす)んでいたい輩(やから)なんです...
吉川英治 「三国志」
...狂態だな」「いやなおまだ...
吉川英治 「新書太閤記」
...あらぬ口走りと狂態をつくして...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ところが、この狂態を、今度はわしがやりそうになって来た...
吉川英治 「茶漬三略」
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