...前古未曾有(みぞう)の大渦巻が大円を描いて轟々(ごうごう)と哮(ほ)え狂っている物凄(すご)さ...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...けんかをする時にはだれでも少しぐらいは気が狂っている...
寺田寅彦 「解かれた象」
...裸体(はだか)で荒れ狂っている片腕の男ががんりきの百蔵であることは申すまでもありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...何かにとらわれて気が狂っているのだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...小さな汽船ぐらいは忽(たちま)ちひと呑(の)みにするほどの荒浪(あらなみ)が猛(たけ)り狂っているから...
中村地平 「南方郵信」
...一つ檻(おり)のなかで荒れ狂っているような思い出が...
林芙美子 「河沙魚」
...これも調子が狂っているにちがいない...
原民喜 「廃墟から」
...山のような大波が狭戸(せと)の渦海(うずうみ)のように荒れ狂っているのが...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
...大砲の音におどろいた鴎が、空で狂っている...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...ああ大波は沫(しぶき)を立てて狂っている...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...どこからともなく飛んできてはさかんに舞い狂っている無数の雪のほかにはなんにも見えない...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...怒り狂っているでしょう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...「まあこの四大の荒狂っている様子を...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...「あの男は頭が狂っている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...人は狂っているのであろうか...
柳宗悦 「民藝四十年」
...乱舞の渦にまきこまれ踊り狂っているたけなわなので...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...おまえは気でも狂っているのじゃないか」「なぜですか」「わしは僧侶です...
吉川英治 「源頼朝」
...これでは立てませんネ」渦を巻いて狂っている雨風や...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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