「特」の意味
特別なこと
小説での「特」の使い方
...特に困難なのは、やはり太陽の引力によって軌道を定められているはずの彗星が、往々遊星と同方向には動かないということであった...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...何も私が特別に勇敢だったからではなく...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...特にその中の誰々だけを優遇し...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...「特殊化」は或る意味に於ては...
高田力 「ベーシック英語」
...特殊な明るさの中のことであるから...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...自然科学は本来の特色から云って凡て法則定立的であるべきであって...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...ちょうど一方には法王の特派公使と他方にはラ・ローシュ・エーモン枢機官とが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...特別ノ衆理ヲ聚メテ一貫ノ元理ニ歸スル如ク...
西周 「學問ハ淵源ヲ深クスルニ在ルノ論」
...特に西洋の韻文は...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...およそ特殊な芸風の人とつくづく昨夜は思いました...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...よかれあしかれ特徴を押し出して銀幕の上に自身を活かし切るようなひとは...
宮本百合子 「映画女優の知性」
...特に仮寧(けにょう)を申し請うて...
森鴎外 「山椒大夫」
...薬草の精髄・すなわちその幽玄な特質・の中にあるので...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...特に相州足柄(あしがら)の山に属することになったのも...
柳田国男 「山の人生」
...特に「煮込みおでん」と書いた行灯...
山本笑月 「明治世相百話」
...因(ちなみ)に前記の特高課員二名はこの事件に新聞記者を立入らせるのを非常に嫌っていたが...
夢野久作 「S岬西洋婦人絞殺事件」
...特に念のために挿入したものと考えられるかも知れぬ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...時の右大臣、藤原忠平(ふじわらのただひら)公へ、特に、お召使いおき下されと、わしからのお願いの状じゃぞ...
吉川英治 「平の将門」
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