...それは動物的な口と...
芥川龍之介 「あの頃の自分の事」
...オストヴァルト的エネルギー観念の取り止めのなさ(精神さえ物的なエネルギーだという)も...
戸坂潤 「思想としての文学」
...神聖な特権聖域外に横たわるものが俗物的なものとなる...
戸坂潤 「思想としての文学」
...却って正に現在最も俗物的なものの見本なのである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...それは怪物的な壮烈さであった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...動物的な感覚だけが...
林芙美子 「河沙魚」
...どんな殺伐なことでもやりかねないような動物的な眼つきになって...
久生十蘭 「あなたも私も」
...ただ動物的な断末魔の喚(わめ)きで気狂いとなり...
牧野信一 「鬼涙村」
...僕は動物的な根気で――ある下等動物が...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「鉄道事故」
...仮に人間に動物的なパッションがあるとしても...
三木清 「人生論ノート」
...動物的なわれがかえって全体的なわれであるともいい得るであろう...
三木清 「親鸞」
...「生が單に動物的なものを越えて精神の段階に進み...
三木清 「歴史哲學」
...植物的な生とは異り動物の生は自由に運動する生であるが...
三木清 「歴史哲學」
...動物的なのに大恐縮してしまったのを思い出します...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...彼らをきまった目標のない・少しも物的なものの混りこまない・純然たる心的宗教に結びつけようと企てたが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そのさまが何んともいえず厭らしく動物的なものに感じられる...
矢田津世子 「女心拾遺」
...用とは単に物的な謂のみではないのです...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...うす紅梅、ほの紫、青磁色といつたやうな奈良朝以來の、植物的な、匂やかさをもつ色では、もう今日の音感や街の視覺に、追ひつかなくなつてゐるとみえる...
吉川英治 「折々の記」
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