...絵画、陶器、唐皮(からかは)、更緲(さらさ)、牙彫(げぼり)、鋳金(ちうきん)等(とう)種々の異国関係史料、処狭きまでに置き並べたるを見る...
芥川龍之介 「長崎小品」
...牙彫(げぼり)の白髑髏(しゃれこうべ)を胸から斜(ななめ)に取って...
泉鏡花 「薄紅梅」
...旭玉山(あさひぎょくざん)という牙彫家がいて弟子の五人十人も持ち...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...象牙彫りは一世を圧倒するの勢いでありましたが...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...それは石川光明という牙彫家ですよ」私はびっくりしました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...先生株の牙彫の人たちと懇意な間柄である(現時金田氏の二代目は日本橋区大鋸町(おがちょう)に店がある)...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...単に牙彫と限られた会の名を附ける主意のものでなくして...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...牙彫(げちょう)の製品はかなり出品があって賑やかであった...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...牙彫のような製作はすべて注文済みとなり...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...その中に腕のすぐれた人はなおさら牙彫りの方へ職を変えてしまいましたから...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...父と時々往来していた牙彫(げぼり)の旭玉山さんのところの無尽講にも...
高村光太郎 「回想録」
...赤鰯じゃなくて牙彫の根付だったかも知れないな――とにかく...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...牙彫(けぼり)の圓いものが一つ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この脇差と牙彫(けぼり)の根附(ねつけ)を一つ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...尤(もつと)も牙彫の根附なんかは知りませんよ」「確かに持つてゐた筈だが――」「親分も...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...例の堅気(かたぎ)な牙彫(げぼり)の職人らしい扮装(つくり)...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...晩年一世一代のつもりで加茂の葵祭(あおいまつ)りの行列を象牙彫刻として製作に取りかかり...
山本笑月 「明治世相百話」
...顔も象牙彫(ぞうげぼり)のように血の色を失ってしまった...
吉川英治 「三国志」
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