...彼は片意地でも譲らないタイプだ...
...教授の言いたいことを理解できない生徒は、片意地で反論する傾向がある...
...上司の一方的な命令に対して、彼女は片意地を張って従いませんでした...
...同じ間違いを何度も繰り返す人は、なかなか片意地を改めないものだ...
...片意地な性格が災いし、彼女は友人たちを失った...
...片意地な父もそうまで片意地を言うまいが...
伊藤左千夫 「春の潮」
...ちょっと片意地に陥るとわが子も何もなくなる...
伊藤左千夫 「春の潮」
...生れつき片意地で...
薄田泣菫 「独楽園」
...勝気な片意地の性質が...
太宰治 「ろまん燈籠」
...至って片意地の強いきかぬ気の男であったから...
田中貢太郎 「不動像の行方」
...なんとなく手ごたえが片意地で...
寺田寅彦 「錯覚数題」
...彼女は一切片意地な沈默を守り通すのだった...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...多少片意地なところもあるらしいし...
豊島与志雄 「女心の強ければ」
...是が非にも己(おの)が実意の底を見せて改心させんと片意地になるが如きは以ての外の不量見(ふりょうけん)なり...
永井荷風 「桑中喜語」
...けれどもお銀様を片意地の気質にさせた原因を知っているものですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...お前の片意地――もう聞いて上げませぬ...
中里介山 「大菩薩峠」
...片意地なところがあるらしい...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...その性質に一見片意地らしいところのある人間の一人であった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...及びその片意地な天性により...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...ばかな自惚(うぬぼ)れと片意地とによってであること明白である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それをまた、酒売り男も、片意地らしく、「畜生ッ」とばかり、追っかけていったものである...
吉川英治 「新・水滸伝」
...「ほかの太夫ならば、そういう挨拶も通るが、扇屋の吉野太夫ともある傾城(けいせい)が、買手どものわがままにまかせて、振り切って来られぬというのはどうしたものじゃ、吉野もいよいよ金で買われるようになったかな」「いえ、そうではござりませぬが、こよいのお客様は、わけても、片意地で、太夫様が去(い)ぬと仰っしゃれば、よけいに離してくれないのでござります」「すべて、買手どもの心理は、みなそうしたものじゃろが...
吉川英治 「宮本武蔵」
...その片意地に凝り固つた兩眼に憤怒の涙を湛へつゝ息急(いきせき)とやつて來た...
若山牧水 「姉妹」
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