...自分こそは貴女の探している双生児の片割れであろうと思ってやって来たというのであった...
海野十三 「三人の双生児」
...ふたごの片割れだったのです...
江戸川乱歩 「双生児」
...その宿命の恋人たちの片割れが死んでいたらどうなる?」「そうしたら彼氏は蘇生して彼女のところに話しに行くのさ!」だがこの時点で爆笑が起こっており...
O. H. ダンバー O. H. Dunbar The Creative CAT 訳 「長い部屋」
...片割れはどうして『Rache』というドイツ語を書き残さなきゃならんかったんだ? 正直...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...あんな心中の片割れ者なんぞ...
中里介山 「大菩薩峠」
...「あら、このポックリは梅ちゃんのだわ、ちがいないわ」そこで、心中の片割れは、親方のお気に入りの娘分、お梅にまぎれもないということになってしまい、早速こうして御注進に駆けつけてみると、心中の片割れであるべきはずの御当人が、平気で挨拶に出たから双方あっけに取られた始末です...
中里介山 「大菩薩峠」
...ちゃんと雪の結晶の片割れに似たものになっている...
中谷宇吉郎 「雪を作る話」
...実業家の片割れなる金田某も嫌(きらい)に相違ないがこれも娘その人とは没交渉の沙汰と云わねばならぬ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...片割れは捕まりましたよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「それが厄介で、いよいよこの家から、縄付を出さなきゃアなりません」「やはりあの女で――」「いや考え違いなすっちゃいけません、御新造は何にも知りはしません」「ヘエ――」「風呂場から吹矢を盗んで、外へ捨てて相棒に土の中へ踏み込ませたり、柄杓(ひしゃく)の底へ仕掛けをして、外から毒を持ち込んだように見せたり、恐ろしい手の込んだ細工をして、私の眼を誤魔化(ごまか)そうとしましたが、曲者の片割れは、やはりこの家の中にいるに相違ありません」「誰です、その野郎は、早く縛って下さい」「いや、そう手軽には行きません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その相吉も敵の片割れ」「な...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――相對死(あひたいじに)の片割れなんかを...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この間まで相對死の片割れの...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それはその心中の片割れだつたのか」三月前...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あなたと片割れの誰かがグレイ氏の個室をあちこちしらみつぶしに探した...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...その片割れの私ももう長くは生きていないのだろう...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...身共こそ狼藉者の片割れかと存じて...
吉川英治 「剣難女難」
...これを讒者(ざんしゃ)の片割れと見て...
吉川英治 「随筆 新平家」
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