...この厳な瞬間に突然座敷の片すみからは...
芥川龍之介 「枯野抄」
...文字を書いた一片の紙片すらなかったのです...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「魂の喘ぎ」
...名高い古城の片すみには昔の刑具を陳列した塔があります...
寺田寅彦 「先生への通信」
...これもシーザーやポンペイの活躍していた恐怖時代のローマの片すみで静かに科学の揺籃(ようらん)をつづっていたこの人の心境をうかがわせるに足るのである...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...パリーの裏長屋の片すみには...
豊島与志雄 「レ・ミゼラブル」
...その晩彼女は通りの片すみにある理髪店にはいって...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...サン・マルソー郭外のその荒廃した片すみにある最も質素な人家の前に好んで足を止めてるようだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...修道女らの埋まる片すみにゆく小道にはいるには...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...片すみですすり泣く声がした...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...酒場の片すみにすわってるひとりの男が「響き渡る声をして」言った...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...片すみには彼の大事な鞄(かばん)...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...冬には暖炉の同じ片すみに集まり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...お前は自分の片すみに引っ込んでいるがよい...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...めいめい庭の片すみを耕す...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...どこかの片すみに私を葬って...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...姫君と女房たちとだけはもとの部屋の片すみのほうへ寄って...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...片すみへ寄ったまま...
吉川英治 「新書太閤記」
...うす暗い厨(くりや)の土間の片すみから...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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