...爾来更に何年かを閲(けみ)した今日...
芥川龍之介 「飯田蛇笏」
...坐(すわ)りもやらず莞爾(にっこり)と笑いかける...
泉鏡花 「縁結び」
...爾来(じらい)また種々なる相談までも受け「社友」というものになって同志社女学校の世話までも頼まれるなど...
大隈重信 「新島先生を憶う」
...――あるやうにあらせる――なるやうにならせる――あるがまま――自然法爾...
種田山頭火 「一草庵日記」
...黙つて莞爾(にこ/\)と笑はしやつた...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...この記録は決して徒爾(とじ)ではなかつた...
田山録弥 「「毒と薬」序」
...東南陸行五百里、到伊都國、官曰爾支、副曰泄謨觚・柄渠觚、有千餘戸、世有王、皆統屬女王國、郡使往來常所駐...
陳壽 「魏志倭人傳」
...蓋し大隈伯の同化力が能く改進黨の勢力を統一せしめたる結果に外ならじ爾後大隈伯は直接に改進黨に關係せず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...惟爾知惟殷先人...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...爾いうことができる...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...まるで哈爾賓辺の話の様である...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...「あたしゃア知らないからいい……私(わた)しゃア……そんな失敬な事ッて……」昇は面白そうにお勢の真面目くさッた顔を眺(なが)めて莞爾々々(にこにこ)しながら...
二葉亭四迷 「浮雲」
...嗣なきが故に跡を斷て爾來元和二年迄國主なくして御料となり...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...爾来穀物の輸出は規則的に減少し...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...爾時(そのとき)小童小船一艘を漕ぎ来り冠者に乗れという...
南方熊楠 「十二支考」
...我は爾のごとき美しき女を見たことがない...
横光利一 「日輪」
...やがてまた、朝廷に表(ひょう)を捧げて、中央の曹操(そうそう)と親交をむすぶなど、外交的にも進出するかたわら、かつて身を寄せていた淮南(わいなん)の袁術(えんじゅつ)へ、「爾来、ごぶさたをいたしていましたが」と、久しぶりに消息を送って、さて、その使者をもって、こういわせた...
吉川英治 「三国志」
...――爾来(じらい)...
吉川英治 「私本太平記」
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