...君の爽(さわ)やかな美徳を見たと思いました...
太宰治 「パンドラの匣」
...山の気が爽(さわ)やかに肌に迫り...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「嬰寧」
...爽(さわ)やかな山麓(さんろく)の秋の空気を深々と吸い...
谷崎潤一郎 「細雪」
...肩に鬣颯爽と靡かせ流し...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...」寝台自動車は朝の爽やかな風にカアテンを煽らせながら...
徳田秋聲 「老苦」
...室内の空気は爽かだと言う...
豊島与志雄 「自由人」
...濡(ぬ)れた小庭の植込からは爽(さわやか)な涼風が動いて来るのに...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...颯爽(さっそう)とした(少くとも成人(おとな)の)議論の立派に出来る自分なのに...
中島敦 「光と風と夢」
...清爽の涼気に洗われる...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...けろりと忘れて頭脳が爽快になってしまうことは...
中谷宇吉郎 「六三制を活かす道」
...煙に疲れた眼に爽(さわや)かな青色を射返(いかえ)した...
夏目漱石 「行人」
...パンアテナイア祭の戦車競技の選手よりも颯爽たる君よ...
牧野信一 「真夏の夜の夢」
...そういっても名花名木に親しく接したあとのような爽やかな満足感にいっぱい包まれて...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...老人の姿たるや颯爽(さっそう)たるものであろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...月が沖天に昇り、まさに清涼爽快、椰子の幹高く連る中を疾駆する...
横光利一 「欧洲紀行」
...カンと鳴る音は爽(さはや)かに清(す)める...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...たゞそれのみが高く聳えてゐる穗高の群峯は颯爽たる姿といふよりは...
吉江喬松 「山岳美觀」
...颯爽と満面を快風に吹かせてゆく...
吉川英治 「随筆 新平家」
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