...帯の縮緬(ちりめん)と頭の装飾とは燦然としている...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...燦然として光を放つが...
大下宇陀児 「乱歩分析」
...十間四方の本堂、仁王門をひかへ、觀音堂をひかへ、一切經藏をひかへ、鐘樓をひかへて、老杉の森の中に、燦然として光る...
大町桂月 「鹿野山」
...三重の塔、連なれる老杉と高さを競ひ、畫橋縹渺、朱欄水に映じ、祠宇宏壯、丹碧燦然として、峭壁の間に光彩を放つ...
大町桂月 「冬の榛名山」
...武人の姿はやがて内裏のような金光燦然とした宮殿にかわった...
田中貢太郎 「蟹の怪」
...燦然として悉く人目を集むるものにあらざるはなし...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...燦然と黄金色に輝く夕陽が宙にかかっていた...
豊島与志雄 「幻覚記」
...それは太陽の燦然と輝く冷たい秋の朝で...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...にぶいながら燦然とした光輝をはなっているところが...
中谷宇吉郎 「千年の時差」
...畳の上で燦然と光ったのは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...金色燦然としたものが躯からエーテルのやうににじみ出てゐる...
林芙美子 「ボルネオ ダイヤ」
...濃い闇の中で燦然と輝かせた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...あなたの頭上には金色の後光が燦然と輝き...
牧野信一 「武者窓日記」
...真実夢のやうに燦然と輝いた...
牧野信一 「山を越えて」
...もちろん高徳寺とて嘗ての三葉葵の紋どころ燦然と破風づくりの大屋根にかゞやかしてゐた崇高な本堂は最早再び此を仰ぐ可くもないが...
正岡容 「下谷練塀小路」
...夜の来た硝子の窓には背に燈火を負う私の姿が万年筆の金冠のみを燦然と閃かせ未生の夢に包まれたようにくろく 静かに 写って居る...
宮本百合子 「海辺小曲(一九二三年二月――)」
...そこに諸星燦然と光り輝くを望むとき...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...朝、太陽が上ってくると、東の入口からこの金壁の上へ真直に光線が当って、燦然と輝き、殿堂内を幽玄な光で充たすことになる...
和辻哲郎 「鎖国」
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