...しみ/″\と味はつて其の中に甘い悲しみと燃ゆる喜びとを感じて居つたのであるが...
有島武郎 「半日」
...我頬は燃ゆる如くなりき...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...燃ゆるが如き我血を冷さんとて...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...遠くヒマラヤの雪巓を観望する丘の上に燃ゆるが如き壮志を包んだ遺骸を赤道直下の熱風に吹かれつつ荼毘に委したは誠に一代のヒーローに似合わしい終焉(しゅうえん)であった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...うるほへる枯木枯竹も燃ゆ...
大町桂月 「十和田湖」
...私の燃ゆる瞳の火を消そうと警戒の伏線...
太宰治 「二十世紀旗手」
...ちょうど緑の焔をあげて燃ゆる小蝋燭(ころうそく)を点(とも)しつらねたようにも見える...
寺田寅彦 「柿の種」
...いたるところに猛火燃ゆ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...燃ゆる思を晴すべし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...青焔燃ゆる大圓盤の彼方に沒し去つた...
中島敦 「環礁」
...ひしと燃ゆるものを抱(だ)きしめて行く...
夏目漱石 「虞美人草」
...しかもその一本一本の末は丸く平たい蛇(へび)の頭となってその裂け目から消えんとしては燃ゆる如き舌を出している...
夏目漱石 「幻影の盾」
...市民は一切(いっさい)の燃ゆべき物品を悉(ことごと)く日光の射さぬ所へ隠しつつある...
シモン・ニューコム 黒岩涙香訳 「暗黒星」
...ついには地平線の燃ゆる壁から瀑布となって逆巻き落ちる...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「沈黙」
......
山川登美子・増田雅子・與謝野晶子 「恋衣」
...沖縄火に燃ゆる桜島(さくらじま)を後にし...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...ただ意気のみに燃ゆる猛勇の人...
吉川英治 「新書太閤記」
...しかしその音声(おんじょう)のうちには烈々と燃ゆる生命の火が感じられ...
吉川英治 「親鸞」
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